Adobeは12日(現地時間)、Flash Playerの最新版となるFlash Player 11.6をリリースした。本バージョンではフルスクリーン表示許可のUI改善や開発者向け機能追加のほか、複数の脆弱性が修正されている(Adobe - リリース情報、 Adobe - Security bulletin、 窓の杜の記事)。 本バージョンで修正される脆弱性は、いずれも攻撃者によるコード実行やサービス拒否などが可能になるというもの。脆弱性はFlash Player 10.3やLinux版の11.2、Android版の11.1にも存在し、それぞれ修正版が公開されている。また、Adobe AIRの最新版となる3.6.0.597でも、これらの脆弱性が修正されているとのことだ。Windows版はアップデートの優先度が最も高い「1」、Macintosh版は「2」、ほかの環境では「3」とされている。