4月23日、「新党改革」を結成した。それに至る経過、これからの方針について説明したい。 このコラムでも指摘してきたように、民主党を中心とする鳩山政権の迷走ぶりに、国民は愛想をつかしている。政治とカネの問題に、国民は政治不信を増幅させた。普天間基地移設問題に象徴される軸の定まらない外交安全保障政策は、日本を国際社会の中で孤立させている。さらに、長引く経済不況が国民生活に大打撃を与えている。 しかしながら、国民はかつての自民党政権の復活を望んではいない。だからこそ、私は、候補者選定の不透明性、派閥、政官業の癒着などを批判し、体制刷新を求めてきたのである。 政策の面でも、国民の支持を得ることのできる政策提言を行ってきた。 私は、これらについて、2日間にわたって大島幹事長と面談し、実行することを要請した。しかるに、ゼロ回答であった。その証拠に、当の大島氏は幹事長ポストにとどまったままである。 私を