「『健全な場』が最後に勝つ」「ケータイはPC超える」「Androidはうさん臭い」:ヤフー井上社長に聞く(4/4 ページ) PCも、IBM PCが出るまでは同じ状態だった。IBM PCが出て基本技術の部分を公開したことで、すべてのPCプラットフォームが統一化され、1つのソフトウェアパッケージが全メーカーの機械で動くようになり、ネットのサービスも1つ作れば、富士通でもソニーでもIBMでもみんな使えるようになった。 携帯も同じことが起こるべきだと思っている。そういう意味で言うと、Windows Mobileとか、GoogleのAndroidは歓迎すべき動きだと思っている。 ただちょっとよく分からないのは、Androidが「無料です」と言ってるのがすごくうさん臭いなぁと。プラットフォームというのは、何十年も継続してくれないと困る。 PCではIntelとMicrosoftがプラットフォームを作り、
国内ポータルとして圧倒的ナンバーワンの座を堅持するYahoo!JAPAN。ページビュー(PV)は世界一を誇り、財務的な業績も好調だ。だが「Web2.0的」と呼ばれるユーザー参加型サービスの展開は遅く、「ソーシャルメディア」への転換を打ち出したのは2005年になってから。その後はサービスのCGM(Consumer Generated Media)化を急いできたが、遅れを取り戻せないでいるように見える。 例えばSNS「Yahoo!Days」(当初は「Yahoo!360」)はmixi開設の約2年後、2006年春にオープン。動画投稿サイト「Yahoo!ビデオキャスト」は、YouTubeが日本でブームになり始めた1年後・今年4月になって開設した。ソーシャルニュース「Yahoo!みんなのトピックス」は昨年11月、ソーシャルブックマークは今年4月に開設。「はてなブックマーク」開始から約2年経っている。
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