浅井健治@週刊MDS編集部です。 福島県放射線健康リスク管理アドバイザーとして「年100ミリシーベルトまで安全」と触れ回っている山下俊一・長崎大学大学院教授は、チェルノブイリでの被曝治療に長年従事してきたことをウリにしています。その医療協力のスポンサーは右翼の大物・笹川良一が創設した日本船舶振興会(現・日本財団)でした。笹川良一を紹介するブログ(http://blog.goo.ne.jp/sasakawaryouichi/)に概略次のような記述があります。 「1990年9月、ゴルバチョフ大統領の首席補佐官ヤコブレフが来日し、笹川良一らにチェルノブイリ原発事故への救援を要請。翌年、モスクワ赤の広場で診療用のバスや医療品・器具類の寄贈式。10年にわたるチェルノブイリ医療協力プロジェクトがスタート。検診には、広島大学、長崎大学の放射能医学の専門家が当たった。広島、長崎の医療関係者による巡回診療や