ロサンゼルス(CNN) 今年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞候補作のパレスチナ人監督が同賞式典に参加するため米ロサンゼルス空港に19日夜到着した際、式典への招待状の正当さを疑われ、一時「拘束」される騒ぎがあった。同監督の代理人がCNNに20日明らかにした。 同行した監督の妻や8歳の息子も同様に留め置かれたが、疑いが晴れたためか3人は入国を許されたという。 被害を受けたのはイマード・ブルナート監督で、窮状を訴えるため空港内から電子メールで代理人や著名な米ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーア氏に連絡。ムーア氏は短文投稿サイト「ツイッター」で米税関・国境警備局の対応に触れ、「パレスチナ人がアカデミー賞候補者であることを理解出来なかったようだ」と批判。1時間50分留め置いた後、1週間の米国滞在とアカデミー賞式典への出席を認めたと明かした。 ブルナート監督の代理人によると、同局は監督
近頃のアメリカ政治に関する話題は、2つの数字を中心に回っている。 1つは、昨年のウォール街占拠デモで有名になった「99%」。高所得や大幅な税控除を享受している超富裕層1%に対して、そうした恩恵にあずかることのできない国民の大部分を指す数字だ。 そして今、大論争になっているのが、共和党の大統領候補ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の口から発せられた「47%」だ。ロムニーは5月にフロリダ州で開かれた資金集めのイベント(非公開)で、「米国民の47%が連邦所得税を払っておらず、政府に依存するのが当然だと思っている層だ」と語っていたことが、今週になって判明。国民の半数を見下した発言だとして、物議を醸している。 アメリカは99%が成長の恩恵から取り残された国なのか、それとも47%が税金も払わず行政サービスにただ乗りしている国なのか、どちらに共感するか有権者の反応を探れば、11月の大統領選の結果も
待望の帰国なのに アフガニスタンとイラクからの帰還兵だけでも自殺者は数千人、戦闘中の死者数6460人を上回るとみられる Lucas Jackson-Reuters 退役軍人省カナンデグア支部(ニューヨーク州)にある電話相談室。相談員のメリッサが電話に出ながら、私を見てささやいた。「この人今、『5号線のど真ん中に飛び出して、何もかも終わらせたい』って言ったわ。『こんな人生、生きてる価値ない』って」 電話の主は4カ月前に海兵隊を除隊した若者。仕事もカネもなく、朝から何も食べていないという。ペンドルトン海兵隊基地と仲間のそばにいたくて、父親のトラックで田舎からカリフォルニアに出てきたが、仲間のほとんどは再び外国に送られたか、海兵隊を離れていた。 酒に溺れるようになり、マリフアナを吸うことも少なくない。海兵隊には4年いて、イラクにも2回行った。でも除隊後は定職が見つからない。そして今、海兵隊基地近
カナダ・オンタリオ州キングストン(CNN) カナダで自分の娘や妻など身内の女性4人を殺害したとして殺人罪に問われたアフガニスタンからの移民の男とその家族に対し、オンタリオ州キングストンの陪審団が29日、有罪評決を言い渡した。犯行の動機は「名誉」を守るためだったという。 有罪評決を受けたのは、モントリオール在住のモハメド・シャフィア被告(58)とその妻(42)、息子(21)の3人。評決後の量刑言い渡しで終身刑を言い渡された。 この事件では、当時13~19歳だったシャフィア被告の娘3人が2009年6月、モントリオールの自宅から約280キロ離れたキングストンの運河に転落した車の中から遺体で見つかった。シャフィア被告が一夫多妻制で結婚した最初の妻(当時50)も死亡した。 検察は、シャフィア被告ら3人が家族の「名誉」を守るために4人を殺害したと断定。自宅の電話の盗聴記録などをもとに、同被告が反抗的な
先日からアメリカで大きな抗議活動が繰り広げられていたオンライン著作権侵害対策法案“SOPA”(Stop Online Piracy Act)とIP保護法案“PIPA”(Protect IP Act)ですが、アメリカ国内では全米映画協会(MPAA)や全米レコード協会(RIAA)、ユニバーサルミュージックに加え、ビデオゲーム市場における最大の業界団体であるESA(Entertainment Software Association)もSOPA支持を表明しており、多くのデベロッパがこれに直接的な反対意志を示し、ESAが開催する今年のE3に不参加を表明するデベロッパまで登場する事態となっていました。 前代未聞の抗議行動がオンライン上で展開され、問題となっていたDNSブロックの条項削除や見直しの示唆などから、SOPAとPIPA共にこのまま立ち消えとなる気配が立ち込め始めている中、ESAがどういったス
米ニューヨーク市警が公開した、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の信奉者で爆弾テロを計画していたとして逮捕されたホセ・ピメンテル(Jose Pimentel)容疑者の家から押収されたパイプ爆弾の一部(2011年11月20日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Mario Tama 【11月21日 AFP】米ニューヨーク市当局は20日、パイプ爆弾を製造して政府要員やイラク帰還兵らを殺害しようとした容疑で、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)を信奉するドミニカ系米国人の男を逮捕したと発表した。 ニューヨーク市警によると、ドミニカ共和国生まれの米国人、ホセ・ピメンテル(Jose Pimentel)容疑者(27)は、アルカイダ系のインターネット雑誌に掲載された「キッチンで爆弾を作る方法」などの記事を参考にしていたという。 ピメンテル容疑者は、イラクやアフガニスタンから帰還し
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