講談社の社員が「慶応義塾大学総合政策学部の学生」と身分を偽り、漫画関係のブログの主宰者に対し、漫画に関するアンケートを実施していたことが29日、分かった。 同社はホームページに事実関係を認める「おわび」を掲載し、かかわった社員を厳正に処分する方針だという。 同社によると、アンケートは同社販売部と漫画編集部でつくる約10人のグループが、今月2日から19日にかけて、「私は慶応義塾大学総合政策学部でWEBマーケティングについて学んでいる大竹という者です」と身分を偽り、「コミックスのインターネットによる販売促進効果に関する調査」と称して、漫画ブログ主宰者156人に電子メールによるアンケートを実施。 「ひいきにしている漫画は何か。その漫画家は誰か」「サイトはいつごろ開設したか」「サイトはどれぐらいの割合で更新しているか」などと質問した。29日現在、数人から回答があったことが判明している。 大学生と身