【11月12日 AFP】ファッション業界は曲線美が目立つ体系も受け入れていると主張しているが、実際にはそうではないことがデータで示されている。こうした状況に対し、うわべだけを取り繕う「ファットウォッシング」が行われていると非難する専門家もいる。 パロマ・エルセッサー(Paloma Elsesser)さんのような一握りのプラスサイズモデルが近年、メディアの注目を集めている。だがデータを見ると、こうした体系のモデルはほぼいないも同然だ。 ヴォーグビジネス(Vogue Business)はこのほど、米ニューヨーク、英ロンドン、伊ミラノ、仏パリで昨シーズンに行われた219回のファッションショーで発表された9137着を調査した。 この結果、プラスサイズのものは全体の0.6%にすぎなかったことが分かった。プラスサイズは米国のサイズ表記で14以上と定義されており、これが米国人女性の平均サイズとされる。ま