今現在でももっと苦しんでいる人はいるだろうが、私の話を書こう。 デジドカ(IT関連の下っ端プログラマ)をやっていた頃、某地方都市の半導体工場に、協力会社の現地作業要員として出張することになった。 お尻(期日)は決まっている。 土曜祝日なし。でも、深夜残業はなかった(工場なので、滞在できる時間が決まっている)。慣れない出張。気ばかり焦り、簡単なミスを連発する。直したと思ったバグが直らない。ヤクザばりの上司の笑顔が怖い(そんな上司は夜、ビジネスホテルに帰ってからもコーディングしていたそうだ)。そんな感じで、朝から晩まで工場の応接室の椅子に座り、ノートPCでコーディングした(場所がないため)。 朝起きると、鼻の表面の毛細血管から血がにじみ出ていた。拭いても拭いても血は止まらない。そんな朝が続いた。俺も限界かな、と思った。 そんな感じで、一週間が過ぎ、一息つくという意味で、一次請けのメーカー子会社