サッカーくじ(toto)の「BIG」1等当選券の偽物を出し、当選金約4億5千万円をだまし取ろうとしたとして、大阪府警は7日、会社員杉江秀人(39)と妻の純子(34)=ともに京都市下京区=の両容疑者を偽造有価証券行使と詐欺未遂の疑いで逮捕し、発表した。府警によると杉江容疑者は容疑を認め、純子容疑者は「偽物とは知らなかった」と否認しているという。 曽根崎署によると、杉江容疑者らは10月6日午前11時ごろ、大阪市北区の大阪市信用金庫梅田支店で、偽のBIG1等当選券を出し、現金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。杉江容疑者は「パソコンで作成した」と偽造についても認めているという。 BIGはJリーグ14試合の結果をコンピューターが無作為に予想したものを買う方式。同署の説明では、杉江容疑者らが持参したくじは結果がすべて合っていたが、支店の照合機で「外れ」と判定された。同容疑者らが「絶対に当たっ