ソース:絶滅の危機にひんする「夜のオウム」カカポ、保護の取り組み 国際ニュース : AFPBB News 「カカポ」とはマオリ(Maori)語で「夜のオウム」という意味。19世紀初頭に欧州から移民がやって来るまで陸上捕食動物がほとんどいなかったニュージーランドでは、かつて最もありふれた鳥の1つだった。 「当時はたくさんのカカポがいて、木を揺らせばリンゴのように落ちてきたという探検家チャールズ・ダグラスの報告もありました」と話すのはニュージーランド自然保護省のカカポ復活プログラムの責任者、ディアドラ・バーコー・スコット氏。「ダグラスによると、トゥトゥ(ニュージーランドに分布する植物)の茂みを揺らしたらカカポが6羽出てきたこともあったそうです」 バーコー・スコット氏によれば、人間が生息地を破壊し、オコジョやネコ、イヌなどを持ち込んだことがカカポの生息数減少につながったという。 主に地上で暮らす