ZOZO傘下のアパレル企業「yutori(ユトリ)」が12月27日、東証グロース市場に上場した。Z世代をターゲットに、SNSを駆使したオンライン販売で成長してきた現代らしいアパレル企業だ。社長も30歳と若い。 上場初日の初値は2829円、公募価格の2520円を309円上回った。 yutoriは2018年4月の設立。社名の由来は、片石貴展社長(30)が職場で「ゆとり世代っぽいね」と言われていたからだという。 yutoriはZ世代をターゲットとしたアパレルブランドを22ブランド展開する。 それぞれ、インスタグラムを核にしたD2C(メーカーが消費者に直接販売するビジネスモデル)ブランドとして成長してきた。 インスタグラムの社内運用アカウントのフォロワー数の合計は約153万人。LINEやX、自社アプリなど、全てを合計するとのべ約337万人のフォロワーを持つ。これらのフォロワーに向けた情報発信を強み
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