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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (33)

  • メイドさんのためのILO条約 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて、先日 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-7eb4.html(ILOがメイドさん条約を審議) で紹介したILOの「家事労働者のまっとうな仕事に関する条約」が、去る6月16日にILO総会で採択されました。 とりあえず英文と仏文の文書がILOのホームページにアップされていますので、リンクを張っておきます。 http://www.ilo.org/wcmsp5/groups/public/@ed_norm/@relconf/documents/meetingdocument/wcms_157836.pdf 以前、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-3967.html(メイドさんの労働法講座) で、労働基権はちゃんとあると強調しておきましたが、

    メイドさんのためのILO条約 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2011/06/23
    ちょ最後…
  • 池田信夫氏に全面賛成ならば、派遣業を擁護できない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    一知半解で有名な池田信夫氏が、私が先日、ブログでその誤りを全面的に指摘したことを、まったくそのままJBプレスに書いています。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4692(労働者の地獄への道は官僚の善意で舗装されている 規制強化で派遣・契約社員は失業へまっしぐら) >厚労省の研究会の鎌田耕一座長(東洋大教授)は、朝日新聞のインタビューに「OECD(経済協力開発機構)は日には労働市場の二重性があると指摘している」と答えている。 これを聞くとOECDは契約社員の規制強化を求めているように見えるが、逆である。 OECDの対日経済審査報告書では、「雇用の柔軟性を目的として企業が非正規労働者を雇用するインセンティブを削減するため、正社員の雇用保護を縮小せよ」と書いている(強調は引用者)。鎌田氏とは逆に、OECDは正社員の雇用規制を緩和せよと勧告したのである。

    池田信夫氏に全面賛成ならば、派遣業を擁護できない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2010/10/21
    業界とか企業と書くとなんだかそれだけが独立した人格を持つなにかだと勘違いしやすいけれど、そこには多くの「労働者」が内包されてる。まあそういう「労働者」の存在は大事の前の小事なのかもしれませんが。
  • 知って役立つ労働法@厚生労働省 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    最近、若者向けの労働法のガイドブックがいろいろと出版されていますが、遂に厚生労働省自らが『知って役立つ労働法 働くときに必要な基礎知識』というハンドブックを公表しました。HPにPDFファイルで載っています。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000rnos.html >厚生労働省では、このたび、就職を控えた学生や若者が働くときに知っておくべき労働法を学ぶ上で、役に立つハンドブックとして「知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~」を作成しました。 ハンドブックは、平成21年2月に「今後の労働関係法制度をめぐる教育の在り方に関する研究会報告書」(座長 佐藤博樹東京大学社会科学研究所教授)の中で「労働関係法制度を知ることは、労働者・使用者双方にとって不可欠であり、わかりやすさを最優先にしたハンドブック等を作成・配布するといった取組を強化す

    知って役立つ労働法@厚生労働省 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2010/09/16
    というか大学や高校、中学で本当にしなければならない労働教育ってこういうもののことじゃないのかしら?
  • 事務処理派遣とは何だったか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『労務事情』9月1日号に、「事務処理派遣とは何だったか?」を寄稿しました。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/roumujijo0901.html 中身は、最近あちこちで喋っていることですが、分かっている人は分かっているけど全然語らず、分かってない人は全然分かってないけどやたらに語るという、ねじれの最たる領域でもありますので、わたくしがちゃんと語ることに意義があると思っています。 >25年前に労働者派遣法が制定されて以来、誰もが分かっていながら分からないふりをしてきた虚構が、ここにきて一気に崩壊しつつある。いうまでもなく、一般事務職を「ファイリング」とか「事務用機器操作」といった専門職であるという建前で認めてきた虚構である。今年2月には長昭厚生労働大臣の指示により、厚生労働省が「期間制限を免れるために専門26業務と称した違法派遣への厳正な対応」(専門

    事務処理派遣とは何だったか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2010/08/28
    どちらにしろ臭い物に蓋をしたって容器の中で腐り続けるだけなんだけどねえ。
  • フランスはEU反ロマサミットを提唱 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    フランスから始まったロマ追放の動きの続報。例によってEUobserverより。 http://euobserver.com/9/30668(Prospect of French 'anti-Roma' summit disturbs EU presidency) >France's immigration minister, Eric Besson, has invited his counterparts from four of the EU's other "Big Six" major economies - Italy, Spain, Germany and the UK - to an informal meeting on immigration in Paris on 6 September. フランスのベッソン移民相がイタリア、スペインドイツ、イギリスの担当大臣を集めて

    フランスはEU反ロマサミットを提唱 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • EU市民権の行方 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    フランスのサルコジ大統領のロマ追放令は、イタリア政府のより深刻な提案につながっていっているようです。例によってEUobserverから。 http://euobserver.com/9/30657(Italy to raise EU citizen expulsion policy at September meeting) いうまでもなく、EUの大原則はヒト、モノ、カネの自由移動。世界中どこでも自由移動という話ではなく、あくまでもEUというスーパー国家の範囲内での自由移動。言い換えれば、フランスやイタリアという枠の代わりにEUが新たなスーパーネーション国家になるようなもの。EUのよそ者(第3国民)は、自由移動の保護下にはない。 当初のEECはドイツが一国ナショナリズムを我慢してフランスを立てるところから始まったけれど、うまくいっていたのはそれなりに同じような生活水準の先進国のグループだっ

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  • 松尾匡さんの人格と田中秀臣氏の人格 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    松尾匡さんが、リフレ派をめぐるドタバタ劇を一生懸命収拾しようとしておられます。 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__100820.html(10年8月20日 小野善康さんからお電話をいただいた件ほか) >でも、リフレ派の中にはいろんな立場の人がいて、中にはけしからぬ言動をする人もいるでしょうけど、その責任を全部負わさせたらかなわないという気はしますね。 >Apemanさんや、コメント欄にお書き込みの仲間のみなさんのような方々にこそ、是非拙著を読んでいただきたいと思っております。私がそこで主張しておりますのは、左翼的価値観の望むことを実現するためには、不況の脱却は必要条件だということです。十分条件ではないかもしれないが、必要条件。 >ともかく、リフレ派は組織でも派閥でもない上に、金子議員はリフレ派の中でもただの一ユーザーで、リーダーでもなんでもないのですから

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    y-yoshihide
    y-yoshihide 2010/08/22
    というか一連の騒動は労働問題において労組が自身の労働問題以外の政治性により肝心の労働問題へのコミットすら忌避される傾向にあると言う問題と全く同じ構図で、これは左右の問題ではないと思うのだけれど。
  • リフレがトッププライオリティなんて人は存在し得ない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    田中秀臣氏に闇討ちされたbewaard氏の議論、半分賛成だけど、半分疑問。 http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20100818/p1(リフレ政策を巡る政治的な話に関してちょっと脱線) >BUNTENさんが「リフレ派の実体なんてねーよ、ただの呉越同舟に過ぎない。」とおっしゃっているわけですが、それで済むのはリフレ政策の実現がトッププライオリティだからこそ。小異を捨てて大同につく、とは大(=トッププライオリティ)を同じくするから成立する話で、大が同じでない人には当てはまらないわけです。BUNTENさんのご認識を言い換えれば、「リフレ派」とはリフレ政策の実現をトッププライオリティとすることが実体なわけで、セカンド以下のプライオリティは様々(=呉越同舟)だということでしょう。 >リフレ政策の実現がセカンドプライオリティである人を想定します。トッププライオリティは、たとえば所

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    y-yoshihide
    y-yoshihide 2010/08/19
    まあこれはリフレ政策がみんなの個人的な経済問題から社会的な経済問題まで何でも解決しちゃう凄い魔法、みたいな取り扱われ方をされているが故に手段が目的と化しちゃってるというだけなんだと思う。
  • 自動車の自由と歩行者の自由 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    yellowbellさんの「背後からハミング」が、ポエム風の「秋葉通りの信号機」というエントリで、いろいろ応用可能な大事なことを書いています。 http://d.hatena.ne.jp/yellowbell/20100317 ざっくり筋だけ書きますと、信号機のない秋葉通り。信号機の嫌いなドライバーがびゅんびゅんすっ飛ばす。おばあさんはいつまでたっても渡れない。 >自由、自由、自由。 自由じゃなければ、自動車を走らせる価値がない。 歩行者が待っていても、信号機がなければ停まることはないさ。だって僕以外の誰かがきっと止まるもの。 で、秋葉通りに信号機ができてしまった。それもびっしりと。そうすると、 >信号機嫌いのドライバーは、もう、秋葉通りを走らない。 信号機のない道を探して、くねくねと細い道をかきわけている。 走りにくい、事故のリスクも高い、細くて人の多い道を、くねくねと自由であることを求

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  • 最低賃金引上げは最大の成長戦略@富士通総研 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    富士通総研の根津利三郎氏が、標題のようなコラムを書いています。その趣旨は、かつてドーア先生が主張されたこととよく似ています。 http://jp.fujitsu.com/group/fri/column/opinion/200912/2009-12-1.html その論理は、既によく論じられてきたような >おりしも日経済をデフレが襲っている。・・・・・・・賃金の長期的下落は需要の減少を通じてデフレを引き起こすことになった。したがって、このデフレ克服を新政権の経済政策の中心課題とするならば、賃金を傾向的に引き上げていくことを考えなくてはならない。・・・・・・・筆者は民主党がマニフェストに掲げた最低賃金の引き上げが1つの答えになると考えている。・・・・・・低所得者の限界消費性向は高いという経済学の常識が当てはまるとすれば、これは相当の需要拡大につながる。 ということに尽きるのですが、このコラ

    最低賃金引上げは最大の成長戦略@富士通総研 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2009/12/06
    卵が先か鶏が先かみたいな話ではあるんだよね。負の輪から脱するまでみんなで耐えなきゃいけない負のチキンレース。
  • 開発主義型雇用政策の終焉? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『日経団連タイムズ』12月3日号に、阿部正浩先生の講演概要が載っています。 http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/times/2009/1203/03.html(開発主義型雇用政策の終焉) >日経団連の経済政策委員会企画部会(村岡富美雄部会長)は11月12日、東京・大手町の経団連会館で会合を開催し、獨協大学経済学部の阿部正浩教授から、「開発主義型雇用政策の終焉」をテーマに説明を聞いた。概要は次のとおり。 ■ これまでの雇用政策の特徴~開発主義型雇用政策 わが国の雇用政策は、労働者個人を支援するのではなく、企業の雇用調整に対する支援や企業内部の能力開発の充実など、企業の人事管理を通して完全雇用を達成するという思想で展開されてきた。そして、雇用政策の内容は、バブル崩壊後において、わが国の経済成長が一段と低下するなかにあっても変化することはな

    開発主義型雇用政策の終焉? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2009/12/05
    企業内開発主義型雇用政策から社会制度的開発主義型雇用政策への転換ということ。
  • 普通の労働者感覚 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    以前にも取り上げた「ニート海外就職日記」ブログに、最近、普通の労働者感覚を示す妙味深いエントリが連投されているので、紹介しておきます。このブログ、やたらに「w」を多用する表現方法がいかにも私の趣味には合わないのですが、そこを我慢して読むと、言ってることは実にまっとうな、普通の労働者感覚なんですね。 http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/blog-entry-314.html(24時間営業で首の締め合いが激化w。) >「普通の仕事をしている人間」って何だ? 「普通のクソ仕事を~」の間違いだろw? こういうニュースを読むと、この社会はもう何かが根っこから決定的に間違ってるとしか思えんな。自分らがクソ労働環境での我慢大会から抜け出せないからって、役所も銀行も我慢大会に参入wして遅くまで開けろ、24時間営業にしろ、土日も働けって。。。どうしても不幸の横並びを強要し

    普通の労働者感覚 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2009/11/23
    今ある労働問題ってやつは経営者も労働者も全ては繋がっていて、自分の行動が自分に跳ね返ってくると言うことを理解してないのが根本原因なのかもしれませんね。
  • EU派遣業界の労使対話戦略 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    最近、派遣業界の方々とお話しする機会が多いのですが、一つ思うのは、派遣業界がもっぱら規制緩和論者、市場原理主義者と思われているような人々ばかりとつきあい、その流れの勢いに乗ることで事業の拡大を図ることに急で、労働者保護を真剣に考える人々と真摯な対話の努力をすることを怠ってきたことが、今現在のこの状況を招く遠因になっているのではないかということです。 風向きが変われば、今まで役に立ってきたイデオローグは却って派遣業界の極悪さの証明にしかなりません。そういう人々が数年前までと同じ調子で居丈高に「派遣を禁止すれば企業が海外に逃げ出すぞ」と言えば言うほど、「なるほど、派遣業というのは低賃金と劣悪な労働条件でやっている業界だったんだな」という印象を強め、派遣業界に対する攻撃の正当性を強める一方になるでしょう。 派遣労働が労働者にとっても有意義な労働市場メカニズムであることをきちんと伝えるために必要な

    EU派遣業界の労使対話戦略 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2009/11/19
    派遣の場合労働者側に労働法の知識がない人が多くてそこにつけ込む派遣会社が割と多い。しっかりしてるのは大手のほんの一握りだけ。
  • ハローワークのワンストップはいいけれど・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    例のお金をかけない緊急雇用対策の目玉のハローワークのワンストップサービスの続報です。 http://mainichi.jp/life/job/news/20091031ddm012040181000c.html >失業者などへの年末対策を進めている政府の「貧困・困窮者支援チーム」(事務局長・湯浅誠内閣府参与)は30日、ハローワークの一つの窓口で職探しとともに住宅確保や生活保護申請、小口融資の申し込みなどに対応するワンストップ・サービスを、11月30日に東京や大阪、愛知など大都市圏を中心に実施することを決めた。長昭厚生労働相と原口一博総務相は記者会見し「地方自治体の協力が欠かせない」と自治体の協力を呼び掛けた。 ワンストップ・サービスは、ハローワーク職員だけでは対応できず、福祉行政担当の自治体職員の派遣や民間団体の協力が必要となる。原口総務相は、職員派遣や住宅確保などに必要となる自治体の経

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    y-yoshihide
    y-yoshihide 2009/11/01
    実際西新宿のハロワは非正規雇用者の正規雇用希望者向けの施設を別ビルに作ってなんとかなってる状態ですしね。
  • 悪者退治の三流政治学 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    非国民通信さんの興味深いエントリ http://blog.goo.ne.jp/rebellion_2006/e/279c4dc3bc88d45cfc7d85d9bf5ff74a(私は「新しい自民党」が嫌いなんです) >小泉以降に政治に関心を持ったニワカ左翼の私からすれば、小泉以降の「新しい自民党」こそが最も否定すべき存在なのです。反対意見を持つ人々との合意形成に力を注ぐよりも、相手の意見を「毅然と」突っぱねること、そして意に添わない人々を抵抗勢力だの既得権益だの腐敗~だのと呼んでは悪役に見せかけることで、自らは「悪い奴らと戦っている改革者」を演じようとする、そうした唯我独尊の「リーダーシップ」を是とする政治の在り方にこそ、強い疑問を感じてきました。そりゃ話の通じないバカも多々いるわけで結果的に合意が得られない場合もあるのですが、そうではなく最初から対立を目的化している、相手を「退治」するこ

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    y-yoshihide
    y-yoshihide 2009/10/04
    水戸黄門症候群とも言うべき物ですね。自分たちは悪代官に虐げられる百姓で、その悪代官を倒してくれる越後のちりめん問屋のご隠居的に全てを任せ、自分たちは何の責任も取らず悪党退治の快感だけを享受するという。
  • 「不寛容なリベラル」というパラドクス - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『時の法令』巻頭の「そのみちのコラム」は私も一昨年担当しましたが、今年は千葉大学の水島治郎先生が執筆者の一人となっています。水島先生はオランダ政治研究の第一人者で、いろいろとお世話になっているのですが、9月15日号に掲載された標題のエッセイが大変おもしろいので紹介したいと思います。 >「ヨーロッパで移民批判の右翼が台頭」と聞けば、日ではネオナチなどの極右を思い浮かべ、反ユダヤ主義、暴力行動や反民主主義といったイメージを持つ人が多いだろう。 しかし、近年躍進したオランダや北欧の新右翼政党に着目すると、そのようなネオナチや極右とのつながりはなきに等しい。そして彼らの主張する論理が、従来の「極右」とはむしろ正反対であることに気づく。彼らの移民批判の論理は、リベラルな論理を徹底したところから出発しているのだ。 具体的にはどういうことかというと、 >彼らの主張のポイントは、リベラルな立場からイスラ

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    y-yoshihide
    y-yoshihide 2009/09/19
    そもそも「リベラル=寛容」じゃないような。自分たちのイデオロギーに相対するものには凄まじいまでに不寛容かと。
  • 阿久根市長、人件費張り紙はがした職員を懲戒免職 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    まあ、零細企業の親父なんかにはたまにいますけどね。「オレに逆らう奴はクビだ」ってのが。 それにしても、なんともはや、 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090731-OYT1T00559.htm >鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は31日、市役所内に掲示していた職員人件費の張り紙をはがしたとして、40歳代の男性職員を懲戒免職にした。 こういう市長さんを圧倒的に支持しておられる阿久根市民の皆様は、ご自分もそういう目にあっても別段文句を言われるつもりはないと言うことなのでしょうか。 (念のため)これは地方公務員の人件費をどうすべきかという政策論の是非は全然別の問題ですよ。 (追記) 素晴らしき阿久根市長のお言葉シリーズ、「裁判官は自治労と同じ公務員の仲間」 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/new

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    y-yoshihide
    y-yoshihide 2009/07/31
    次点との得票数差は600票程度。別段圧倒的支持というわけでもないので、こういう事をやっていると簡単に支持を減らしてどん詰まりになると思いますよ。まあそこで暴発するのが独裁者の独裁者たる所以ですが。
  • 最低賃金:35県「引き上げゼロ」も 中央審小委 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    y-yoshihide
    y-yoshihide 2009/07/28
    生活保護の支給額を決定するプロセスに何か問題があるのでは……
  • 今年度版労働経済白書のもう一つの読みどころ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    一昨日公表された平成21年度版労働経済白書ですが、もちろん、第3章第3節の雇用システムに関するところが一番力が入り、かつ注目を集めるところでもあるわけですが、もう一つ、あまり認識されていませんが、労働経済白書としてはかなり踏み込んで書かれたところがあります。それはマクロ経済に関する記述です。石水さんによれば、労働経済白書がここまでマクロ経済に踏み込んで書いたのは空前絶後だそうで。 たとえば、第2章「賃金、物価の動向と勤労者生活」第1節「賃金、物価からみた我が国経済の展開」の最後のところですが、 >(求められる賃金停滞と総需要停滞からの転換) 今までみてきたように、1990 年代後半以降の賃金、物価の停滞は、我が国における総需要の伸びの弱さによるものであり、貯蓄過剰から生じるところの供給過剰が生じていることによるものと考えられる。企業の積極的な投資環境を整えることで、投資支出が回復してくるこ

    今年度版労働経済白書のもう一つの読みどころ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    y-yoshihide
    y-yoshihide 2009/07/02
    面白い。
  • キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    東洋経済オンラインに「キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角」という大変興味深い記事が載っています。 http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/523d7307d7465dc8c5293f541b6a0e3c/ 日報告するはずだった「偽装請負」問題を、問題の質にさかのぼって考えるのではなく、表層的な議論でばかり済ませてきたことの一つの帰結がここに見られます。 >「他社の工場からキヤノンに来て感じたのはクリーンルームの汚さ。驚くほど、とは言わないが、前の工場と比べるとギャップを感じる」 >なぜ、こんな非常識が放置されているのか。それはクリーンルームの内部が、キヤノンにとって“治外法権”になっているためだ。 請負契約は業務委託元の会社(キヤノン)が現場の請負会社に所属している作業者に直接指示、命令を行

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