2月2日、白川方明日銀総裁は、グローバルな投資家が、日本はスイスなどとともに相対的に金融システムが頑健とみているため、円高が進んできたとの見方を示した。写真は1月撮影(2012年 ロイター/Toru Hanai) [東京 2日 ロイター] 白川方明日銀総裁は2日、衆院予算委員会に出席し、リーマンショック以降、世界経済が不確実ななか、グローバルな投資家が、日本はスイスなどとともに相対的に金融システムが頑健とみているため、円高が進んできたとの見方を示した。 また白川総裁は、米連邦準備理事会(FRB)が25日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で新たに導入した2%との長期的な物価目標(ゴール)について、「インフレーションターゲット(インフレ目標)が、物価安定の数字だけをみるものであるなら、インフレ目標ではないと繰り返し言っている」と指摘。「いわゆるインフレ目標を採用している国でも、物価だけに焦点を
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