横川 竟(よこかわ・きわむ) 株式会社すかいらーく代表取締役社長兼最高経営責任者 1937年長野県生まれ。58年長野県諏訪中学校卒業、62年ことぶき食品(すかいらーくの前身)設立、取締役就任。80年ジョナサン代表取締役社長、97年すかいらーく代表取締役会長、2003年最高顧問に退き、同年日本フードサービス協会会長に就任。06年すかいらーく代表取締役会長兼最高経営責任者として、経営の一線に復帰。07年代表取締役社長兼最高経営責任者。外食業界屈指の論客として知られる。 ● 多くの新興国の食生活レベルが向上してきている中で、日本がいろいろな場面で食料を「買い負ける」ということが起きています。また、国内の食料自給率が39%(熱量換算)に低下している中、本当に日本の食料確保は大丈夫かという議論が出てきています。この点についてのお考えをお聞かせください。 横川:2008年から、日本では食品が一斉に値
そろそろ日本の農業を守るということについて、真剣に書いていこうと思う。 世界では、食料の輸出をストップする国がたくさん出てきているということをご存じですか? 2008年3月24日 from 農村の現実 めでたく本も出たので、これまで出版までは封じていた、時事問題とくに農業関連のお話を書き進めていきたいと思う。僕の新しい本のタイトルは「日本の「食」は安すぎる」というものだ。 このタイトルに僕はどういう意味を込めているのか。 最近、食の安全関連の本がよく見かけられるようになったが、その多くが「どうすれば安全な食品を、、、」とか「○○○はいけない」とかそういう内容であるようだ。それらの本は無意識的に「消費者のために世の中をどうすればいいか」を書いているように感じられる。 しかし、そういうアプローチは世の中を何も変え得ないのではないか、と思う。 つまり、これから必要なのは「消費者がどのように変わる
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