下のエントリーに関連するが、これから世界の金融システムで起きることは未体験ゾーンであり、欧米バブル崩壊がいつ、どのような形で終息に向かうかは分からない。リーマンという世界的にそれなりにプレゼンスのある大手金融機関が何のセーフティネットもなく倒れてしまった。振り返ると、こんなにでかい金融機関が市場に委ねた破たん処理になるのは初めてのケースだ。無慈悲に時には暴力的に金融機関を淘汰させる市場が荒れ狂うことがないように祈りたい。 米金融当局が覚悟してリーマンを破たんさせたのかどうかは定かではない。公的資金投入に際し、ベアとリーマンで対応が違った理由に合理性があったのかどうか。仮に何らかの理由があったにせよ、結果として破たんを処理させられる世界中の金融機関にとっては目の前で爆弾が炸裂した格好であり、網の目のように超複雑に絡まった各種金融取引の決済をほぐしていかないといけない。恐らくはロスが生じるであ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く