1月もそろそろ終わりである。2010年版手帳がしっくりなじんだころだろうか。それとも使いにくさに悩んでいるだろうか。 1月もそろそろ終わりである。2010年版手帳がしっくりなじんだころだろうか。それとも使いにくさに悩んでいるだろうか。「変えて(買って)よかった」「いまひとつしっくりこない」など感想もそれぞれだろう。こういう実感にはそれぞれ理由がある。 それは、相性だ――。 しっくり来ない手帳の原因とは? 前回は“情報生態系”という考え方の枠組みを利用して、自分なりの手帳システムの組み立てについて触れた。また、2種類の手帳を例にとって既製品の手帳における情報生態系の実際を紹介した。 そして、自分ルールの組み立て方や、手帳術のインストール方法など、手帳はハードウェアだけのことを指すのではなく、とくに現時点においては使い方と利用習慣がセットになった、いわば“習慣として身につける道具”であることに