ドットインストール代表のライフハックブログ
昨晩のTGIFでは、お願いから仕事が始まる、お願いがうまくできるようになろうという話をした。 仕事をしていると、ついつい「あー、これどうしよっかなー」と思うような困難に突き当たる時がある。そういう時に「うーん、難しいから今度話してみよう」と考えることを先延ばしにしてしまいたくなることがある。今度というのは、定例のミーティングとか、なんとか部会とかそういうものだ。でもミーティングというのは、どちらかというとお願いをする場所で、身の上相談に乗ってもらう場所ではない。ブレストのように難しいことを一緒に考えるミーティングがあってももちろん良いが、それはなるべく少人数で目的を決めてやるべきだし、通常の、特に人数の多いミーティングでは避けるべきだろう。 ミーティングでは、「この問題で困ってるんですけど…」という話ではなくて、「○○さん、××をやってくれませんか?」とか、「△△の方法でやりたいと思うので
会議について考えていく本連載。今回は、ベストプラクティス的な方法論や一般論だけでなく、ある個人にとって会議またはコミュニケーションとはどのようなものなのかというテーマでインタビューを行った。今回、登場するのはアルファブロガーでオープンソースプログラマーの小飼弾さんだ。 スケーラブル・サマリー──必要なディテールはどのくらいか? 小野和俊 今回のインタビューは会議に関連した連載の一貫として、弾さんにネットとコミュニケーションをテーマとしたお話を伺えればと思います。よろしくお願いします。 小飼弾 よろしくお願いします。 小野 梅田望夫氏はここ数年、セミナーに現地まで出向いて参加するのはやめて、ネットでストリーミング中継を見るようにしているそうです。ネットでのコミュニケーションツールが発達することで、リアルに出向く必要性が低下する場合があると思いますが、弾さんとしてはこのあたりいかがでしょうか。
ドラッカーはこうも言っている 「会議とは原則ではなく、例外であるべきだ」と 2007年11月14日 水曜日 木内 一朗 「不毛な会議」していませんか? 確か、「自分の言葉で語ること(2)」では、 言葉は曲者、同じ言葉でも、人によって使用している意味が違うので注意が必要だ、 と書いた。 素直にその文脈に従うならば、不毛な会議の原因も、会議中みんなが同じ言葉を違う意味で使い、結果として、議論が不毛になっているのかもしれない。 ということで、今日のテーマは、近頃ではすっかりキーワードとなった「会議」である。 ある僕の実務体験を通じて、会議自体の存在意義について語った について、思うところを話してみたい。 まずは舞台設定。今日の舞台は「企業再生」の現場の1場面である。あなたが、あるファンドから中小企業の再生のためのコンサルタントを引き受けた。 キャッシュフローの止血はひと段落した。次に、伸ば
会議ネタは尽きることがありませんが、こんな文章を書いている方がいました。題して「会議獣(Meeting Creatures)」: ■ Meeting Creatures (Rands In Repose) 「会議を構成するのは人間だけではない。その中には怪物(creatures)も潜んでいる」ということで、会議を混乱させるような人間が8つのタイプで表現されています: 1. 重鎮 会議を支配し、最後の決定権を有する生物。この生物を識別しておかないと、後々やっかいなことに……。しかし見つけるのは簡単。賛否両論出たときに、皆の視線の先にあるのが彼/彼女です。 2. ラップトップ君 会議中にラップトップを広げ、自分の前に置いておく生物。議題のほとんどが自分に関係のないことだと分かっているので、意識のの半分は議論の進行ではなく、ラップトップの方に向いています。彼/彼女にはラップトップをしまうように命
コンサルタントの一番の仕事は「会議に出席すること」です。書類作成の時間を除けば、この作業時間が一番多いですね。クライアントさんの会議、お役所の審議会等を含めて、たくさんの組織の会議に出席する機会が非常に多いんです。 そんな中で、「会議上手の会社」と「会議下手の会社」というのが確かにあると思います。 「会議上手の会社」は短時間でテキパキと物事が決まっていき、「会議ヘタの会社」は時間ばかりが長くて、結局、何が決まったのか分からない形で終わってしまいます。会議上手の会社の会議では、終了後に、みんな充実した顔で、次の作業へのモチベーションアップを感じられます。一方、会議下手な会社の会議では、イスに座っているだけで、徒労感で社員さんのモチベーションが下がってきているのを感じます。「くだらない会議に付き合ってられないよ」と思う気持ちもよく分かります。 この2つの組織の最大の違いをあげろと言われれば、「
ITmediaにて実施した“究極の会議”体験セミナー。実際の進め方はどんな感じだったのか。また会議に対する問題点をどう考えたらいいのかを考えてみます。 “議事録ドリブン”を用いた究極の会議。実際に行ってみた会議の模様を見ながら、リアルな進め方を見てみましょう。 今回の体験会議は、全く違う職種の方が集まって行いました。共通の会議テーマを設けるのも難しいので、「社員旅行計画会議」という、どこの会社でもありそうな(なさそうな?)テーマでスタートです。 今回の議事録の一部が以下のようになります。このような議事録をプロジェクタに投影して、参加者の議論を書き込みながら議論を進めていきます。今回は、著者が開発している、議事録ドリブン専用ツールの「Sargasso XM」を使って会議をしました。 1stステップ──トピックの洗い出し 最初にやるべきことは、会議で何を話さないかいけないか、トピックを洗い出す
会議中にメモが追いつかない人、後でメモを読んでも意味が分からない人。そんな人にこそ、会議マインドマップが必要かもしれない。(Lifehacker) 発言者の話す速さにメモが追いつかず、会議についていくのに苦労したことはないだろうか? メモしたアイデアを読み返したときに、メモの意味が分からなくなっていたことはないだろうか? 自分に当てはまると思ったそこのあなた、会議マインドマップこそあなたに必要なものかもしれない。ここでは、マインドマップをうまく始められる指針と印刷できるテンプレートを提供するクイックスタートガイドをお届けする。 まず、マインドマップのコンセプトを幾つか挙げる。この記事を読んでいけば、このコンセプトの多くが明確になるだろう。 マインドマップはフリーフローツールだ。そのプロセスには正解も不正解もない。多くの人は、色違いのペンをたくさん使って図を描くことを勧めている。それが向いて
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朝会(デイリー・スタンドアップ・ミーティング、デイリー・スクラム、デイリー・ハドル*1、朝のロールコール*2)を説明するのは簡単だ。チーム全員が毎日顔を合わせ、現在の状況を迅速に確認しあう。立ってやるのはミーティングの時間を短くするためだ。以上。 でもこれだけじゃあ、「良い朝会」と「悪い朝会」の微妙な違いは分からないだろう。 朝会の定義は非常に簡単なものなのに、 うまくいっていない朝会があって私はとても驚いた。 すぐに原因は分かったが、そのチームはそれが何なのか分かっていなかった。 朝会の基本原則と詳細を意識していなかったのだ。 そのために朝会の問題について診断や解決がなされていなかったわけだ。 良い朝会を経験した人たちは、 うまくいってないときに何をすればいいかを知っている。 朝会に慣れていない人たちは、 うまくいってないときに何をすればいいかに気づかない。 「暗黙知なんだから、とにかく
アイデア出しに効果的なブレインストーミング。このブレストの効用を高める4つのツールを1人用、グループ用に分けて紹介しよう。 うまくかみ合えば、たくさんのアイデアを生み出すことができるブレインストーミング(@ITの用語辞典)。そんなブレスト用のツールをいくつか紹介しよう。アイデアに困ったときに利用してみてほしい。 1人で使えるブレストツール 通常、参加者が多いほうが、たくさんの意見が出てくるのがブレストだが、1人でいろんなアイデアを出して、それぞれを比較・検討するのも効果的だ。ただし、1人ブレストの場合は確実にメモを取っておかないと、ただ“妄想しただけ”となりかねない。また、アイデアの重要度などが分かるようにメモを書きたい。単なるテキストよりは、連想がつながるって見えるマインドマップのようなツールを使うといいだろう。そんな1人ブレストを行うときは、こんなソフトが有効だ。 無料のマインドマップ
無料で使えるウェブでブレストするツール「babooo」がリリースされています。 無料で使えるブレスト支援ツール、多人数での会議、そしてさらにオフラインでも使えるということで、これはなかなかグッドなツールなんじゃないかの予感です。 オススメ5つの機能がまとめられているのですが‥‥ これを見るだけでなんだかワクワクしますね。 知り合いとブレストしなくても、参加者を募集しているブレストがあるので、そこに参加してブレストを体験することもできます。過去のブレストを見ても分かりやすいかも。 試しに「カヤック全員参加的ブレスト」を見てみました。 終了したブレストを振り返ることができます。クリックすると、ブレストの様子が次々に再現されていきます。 Flashで作られたウェブアプリですけど、これはすごい。 ・過去の議事録がとれる ・チャット、お絵描きができる ・公開、非公開の設定が可能 ・ピンでアイデアを保
こんにちはmatsudaと申します。 2月に中途でウノウへ入社した新人です。 まだウノウでの体験は少ないので、これまで勤めてきた企業でやっていた会議で、自らの失敗談から学んだ会議を円滑にすすめるための会議術をご紹介します。 頭の片隅にちょっとでも残していただけるのであれば、とてもうれしいですね。 ■時間通りに会議をはじめる当たり前のようでなかなかできないのが時間通りに集まり、会議をはじめることです。ダラダラはじまる会議ほど、ダラダラと会議をする傾向にありました。 ■必ずアジェンダを用意する会議には必ずアジェンダを用意してください。アジェンダのない会議ほどあさっての方向に話題がそれることはありません。簡単なものでいいです。必ずアジェンダを用意するクセをつけてください。 ■冒頭に会議の目的を共有する何のために集まった会議なのか?お互い確認してください。「いや、会議しろと言われたから集まっ
そろそろ実際の会議の現場に入っていきましょう。ただし「では早速──」などと議論に入ってはいけません。会議をスムーズに進めるには、会議冒頭の手順が重要なのです。 前回は、会議のゴール設定とリマインドの仕方を紹介しました。 ちゃんとリマインドをしたことで、会議室には時間通り参加者全員がそろっています。ここで「では早速──」などと言って、いきなり議論を始めてはいけません。誰しも長い会議は嫌なものですよね。長い会議、終盤に迷走する会議を防ぐためには、会議の最初に時間管理をしておくことが重要です。 プラクティス4──時間管理(time management) 時間管理は、会議のファシリテイション(議事進行技術)で最も難しいものの1つです。しかし会議の最初にきちんと手順を踏むことによって劇的に改善します。その手順は以下の5つです。 会議のゴールの確認 会議の終了時刻の確認 ToDoの見直し スケジュー
“議事録ドリブン”を実行する上で、最初のチェックポイントは「会議のゴール」だ。今会議に参加しているあなた、この会議のゴールを知っていますか? 今回説明するのは、議事録に書かれていなくてはいけない最初のポイント──会議のゴールです。もしあなたの参加する会議で、会議のゴールが何かを誰も最初に聞かないようならば、その会議の半分は失敗することでしょう。 プラクティス2──ゴールの共有(shared goals) まずは私の体験談から。私は、最初に入社したとあるスタートアップの会社で、入社2カ月でいきなりプロダクトマネージャを任されました。プロダクトマネージャは、関係各位との意見交換や調整が仕事のようなものです。開発と営業の双方から、山のような要望が私のところに投げられてきます。しかもまだ製品は発売されていないのです。 そういったテンテコ舞いの状況の中、私は当時の社長と会議をセッティングしました。彼
ほとんどの人が会議が嫌いではないでしょうか。何のための会議か分からない、決まったことが実行されない、そもそも会議時間が長い……。そんな非効率な会議の原因を明らかにするとともに、解決法を探っていきましょう。 長い会議に嫌気がさしたことはないでしょうか。 問題は会議が長いことだけではなかったはずです。明らかに非効率な会議が、不条理に長く続いていることにイライラしたのではないでしょうか。 そもそも「何のためにメンバーが集まったのか」が共有されていないまま会議が始まる。いざ議論が始まると、そもそも何についての議論しているのか誰も分からなくなってしまう。それでも会議が続けられ、予定時間を大幅に過ぎたところで結論があいまいなまま会議が打ち切られる。会議中に決まったToDo(やるべきこと)もいつの間にか忘れられ、次の会議でまた同じToDoが発行される。最終的には、会議がなぜうまくいかないのかを話し合う会
前回の記事では、「会議が迷走する」「会議が決まらない」「会議で決まったことが実行されない」「会議が長い」の四重苦のスパイラルが、多くの会議が共通に抱えている問題だと分析しました。 なぜ会議の生産性を上げたいのでしょうか。もう一度、胸に手をあてて考え直してください。それは、あなたのプロジェクトが何か素晴らしいことを達成したいからに違いありません。もしそうした気持ちをあなたや、あなたのプロジェクトのメンバーが持っていないのであれば、会議の生産性を上げて短時間で会議が終わっても、結局ほかのところで無駄が発生するだけのことでしょう。経営者や管理者は会議時間が長いことを嘆きますが、問題は本当に会議の時間が長いことなのでしょうか。会議の時間を短くしたくなるほど、社員がその仕事に熱心に取り組んでいないことがより問題なのかもしれません。 会議術によって改善できるのは、何かを達成したいと信じている人たちの気
すごい会議の正しい手順 すごい会議FAQによると、付録の手順には誤りがあるらしい。 「最初の1、3、5が準備段階で一人でやる部分で、2からが参加者と一緒にやる部分」 すごい会議FAQより。 とのこと。すっきり! 手順5がミーティング前に行うというのは自明なのでミーティング時にはパスしていた(事前の招待メール時に適用)。 その前に手順1、手順3 がくる事で手順5がパワフルかつ明確にできるようになると。 手順3。どおりで出席者が悩むわけだ。今回は既に走っているプロジェクトのメンバだった事からある程度方向性を共有していたのでそれなりに書けていたんだけれど、これは1人でやる手順なワケね。手順3と手順9がかぶっていて進をちょっと迷ったのだが、これですっきり。 答えを作らない場所 また次の点も非常に参考になった。 ここでは、手順6、7、8は答えを作る場所ではないのです。 問題を前向きな形でたな卸しする
情報カードを使って高速すごい会議 プロジェクトの後期フェーズのキックオフミーティングをすごい会議スタイルで開催。 もろもろの制約条件があって2時間程度しか時間がとれないので、今日はスピーディに進めたい。 幸い参加者はみなすごい会議慣れしていて、結束力もある。 今までのすごい会議では参加者が「各発言時にホワイトボードに書く」という部分に時間がかかっているようなので、今回は買ってきた情報カードを利用してみることにした。 参加者は計4人。 今回の方法 「書いてから発表する」にあたりワークシートに書き出すのではなく、直接B6の無地の情報カードに書く。 基本的には1カード、1項目にする。 B6だと(机に広げるには)大きすぎるので適宜切る。 問題点などを書く時は、情報カードを半分に切って書く。 担当分野を書く時は、情報カードを6つに切って書く。 はっ、速い。 今回はミーティングスペースの都合から前半ホ
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