五輪会場計画、見直しへ=舛添都知事が表明 東京都の舛添要一知事は10日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて整備を進める競技施設について、「建設資材や人件費の上昇など整備コストの高騰への懸念にも対応しなければならない」と述べ、会場計画の見直しを行う考えを明らかにした。 〔写真特集〕聖火を再び・昭和39年東京五輪 都議会の所信表明演説で言及したもので、「東京都は10の競技会場を新たに整備するが、大会後の東京にどのようなレガシー(遺産)を残せるか、広く都民の生活にどのような影響を与えるのか、現実妥当性を持って見定める必要がある」と説明した。五輪組織委員会の森喜朗会長と協議を重ね、「会場計画全体を見直すべきだ」との結論に至ったとしている。 知事は議会後に報道陣の取材に答え、主に都と組織委が管轄する会場施設が見直し対象になるとの見方を示した。国際オリンピック委員会(IOC)には既に計画変
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