大阪大学は、大学院の教授など3人が10年以上前から物品を購入したように装うなどして研究費を業者に預ける不正な経理処理を行っていたとする調査結果を発表しました。業者には1億7000万円余りが保管されていたということで、大学は処分などを検討することにしています。 それによりますと、不正な経理処理を行っていたのは大阪大学大学院情報科学研究科の四方哲也教授(52)ら3人です。 不正に関する情報が寄せられたことから、大学が調査委員会を設けて調査した結果、四方教授らは、10年以上前から架空の取り引きで複数の業者から物品を購入したように装うなどして支払われた研究費を、業者に預ける「預け金」と呼ばれる不正な経理処理を行っていたということです。業者に保管されていた金額は合わせて1億7000万円余りに上るということです。また、66万円の研究費の私的流用もあったということで、大学は、関係者の処分や刑事告訴を検討
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