14日午前、東京の六本木で、マンションの工事現場から鉄パイプが落下して、近くを歩いていた77歳の男性に直撃し、男性は死亡しました。警視庁は詳しい経緯を調べています。 鉄パイプは男性の頭部に突き刺さり、男性は意識不明の重体でしたが、搬送先の病院で死亡しました。 警視庁によりますと、死亡したのは、東京・新宿区の飯村一彦さん(77)で、一緒に歩いていた70代の妻も背中にけがをしたということです。 これまでの調べで、落下したのは、長さがおよそ1メートル80センチの鉄パイプで、マンションの改装工事の足場に使われていて、足場の解体作業中に建物の10階部分から落下したと見られるということです。マンションの周りには、部品の落下を防ぐためのネットが張られていますが、警視庁は現場の安全管理に問題があった可能性があるとして、業務上過失致死傷の疑いで詳しい経緯を調べています。 現場は、東京メトロの六本木駅近くの、