Googleなどの検索エンジンやレシピ検索などの登場で、情報を見つけるところまでは比較的簡単になりました。一方で、人間がその情報に基づき行動しなければ、その情報を活用したことにはなりません。今回は近い将来訪れるWebと実世界の融合という視点から、近い将来を見据えた「WebサービスのUX」というマクロな視点での発想について考えていきます。 ブラウザの課題 私たちは数百年前より本を読むことで知識を得てきました。しかし、本から利益を得るためには、人がその情報を理解し、それに基づき行動しなければなりません。 Webも同じです。どんなに検索が高速化し質の高い情報が得られるようになっても、その恩恵を受けるためには、やはり情報を正しく理解し、それに基づき人間が行動する必要があります。 つまり、本やWebは「①情報を得る→②理解する→③行動して問題に適用する」というプロセスをたどることになります。そして、