図1 LANカードを2重化する方法<BR>1枚のLANカードが故障した場合でも通信が継続できる「フォールト・トレランス」,通信の帯域を広げる「リンク・アグリゲーション」,通信負荷に合わせて分散する「ロード・バランシング」の3種類の使い方がある。 高可用性のソリューションでは,サーバーのLANカードを2重化する「チーミング」が一般的になっています。ネットワーク機器を2重化するのに合わせて,サーバーのLANカードも2重化するものです。これにより,ネットワークの耐障害性の強化や負荷分散が可能になります。LANカードを利用するOSからは,あたかも1枚のLANカードとして扱えます。 LANカードの2重化は,通常はOSの機能で実現するものではありません。LANカードとそのハードウエア製造元が提供するドライバ・ソフトを組み合わせて実現します。このため,LANカードを2重化したい場合は,LANカード購入時