トヨタ自動車とマツダは、今後、自動車の環境技術など幅広い分野で業務提携することで基本合意したと発表し、どのような商品や技術で協力していくのか具体的な検討を進めることになりました。 両社は、トヨタがマツダにハイブリッド車の技術を提供するなど、すでに提携関係にありますが、今後は両社で委員会を作り、どのような商品や技術で協力していくのか、具体的な検討を進めるということです。 記者会見でマツダの小飼社長は「包括的に業務提携し、商品や技術面で互いに補完すれば、もっといい車が作れるのではないかと考えた」と述べました。また、両社の関係が将来、資本提携に発展する可能性を聞かれたのに対し、トヨタの豊田社長は「今回は、いい車をつくることが最大の目的であり、トヨタは大きな財布ではなく、車づくりのパートナーと思ってもらえるように努力したい」と述べました。 トヨタは水素を燃料にした燃料電池車の技術を持つ一方、マツダ
自動車開発の最先端を行くF1を長年追い続けてきたジャーナリスト世良耕太氏が、これからのクルマのあり方や そこで働くエンジニアの「ネクストモデル」を語る。 ハイブリッド、電気自動車と進む革新の先にある次世代のクルマづくりと、そこでサバイブできる技術屋の姿とは? 2015年3月に予約受付を開始したロードスターをもって、マツダの新世代商品群が出そろったことになる。 火付け役は2012年のCX-5。その後、アテンザ、アクセラ、デミオ、CX-3と続いてロードスターである。ご存じのように、どれもヒットを飛ばしている。 これらマツダの新世代商品に共通しているのは、『SKYACTIV(スカイアクティブ)』と呼ばれる次世代技術を搭載していることだ。エンジン、トランスミッション、ボディ、シャシー技術の総称で、商品群をひと括りにして共通の技術を開発し、車種ごとに最適化して適用している。 SKYACTIVの狙いは
新型デミオが売れている。マツダは2014年9月26日に「デミオ」をフルモデルチェンジした。次いで翌10月23日にはディーゼルエンジン搭載車を追加。両モデルが揃った11月の販売では、日本自動車販売協会連合会(自販連)の車名別月間販売台数ランキングでいきなり4位を獲得し、翌12月もその順位をキープした。 今回取り上げるデミオは、ヴィッツ(トヨタ)やフィット(ホンダ)のライバルにあたる、Bセグメントモデルの車である(セグメントについて詳しくは記事末のコラムを参照)。このランキングは、ここ数年ほぼハイブリッド車の独壇場で、特にフィット・ハイブリッドがデビューして以降は、アクア、フィット、プリウスが三つ巴の戦いを演じてきた。そのトップ3の直下に2カ月連続してマツダ車が食い込んだことは異例の事態と言っていい。過去を振り返っても、自販連の記録が公開されている2010年以降にマツダ車がベスト5に入ったのは
2003年にデビューしたマツダ3(日本名:アクセラ)が3代目に生まれ変わった。20世紀のマツダの屋台骨を支えた「ファミリア」の後継として登場。アクセラは、この10年で120カ国、370万台が販売され、マツダ総販売台数の30%超の基幹車種である。 10月10日から予約を受け付けた新型の“売り”は言うまでも無い。「CX-5」「アテンザ」で示した環境性能技術の総称「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」を結集して搭載したことにある。前記「CX-5」「アテンザ」2車種の環境性能をアピールしたSKYACTIVメカニズムの代表は、新世代のディーゼルエンジンだった。が、今回のアクセラには省燃費ガソリン&ディーゼルエンジンにもうひとつ加えた「3本目の矢」があった。 それは、省燃費を実現したSKYACTIV-G(ガソリンエンジン)、SKYACTIV-D(クリーンディーゼルエンジン)に加えて、遂にマツ
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