印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 富士通研究所は8月5日、起動や処理が高速なLinuxコンテナで顧客ごとに分離したコンテナ間の仮想ネットワークを高速に自動構築する技術を開発したと発表した。世界で初めてという。今後、オープンソースソフトウェア(OSS)のクラウド基盤ソフトウェア群である「OpenStack」への統合も検討し、2016年度中の実用化を目指す。 コンテナはサーバ全体を仮想化する仮想マシン(VM)と異なり、ホストOS上のアプリケーション実行環境を分離する仮想化技術で、VMごとのOS起動が不要であることから仮想化のオーバーヘッドが小さく、起動や処理が軽量という特徴がある(図1)。例えばゲームの新しいアイテムを期間限定で配布したり、電車のトラブルで多くの人が一斉に迂