日立製作所(日立)は、答えられなかった質問を職員に確認して自発的に“成長”する「音声対話AI技術」を開発した。 日立製作所(日立)は9月28日、ヒューマノイドロボット「EMIEW3」による接客、案内サービスでの活用を想定し、対応できなかった質問を職員に確認して自発的に日々“成長”する「音声対話AI技術」を開発したと発表した。 日立は、これまでEMIEW3による接客、案内サービスなどの実証実験を行ってきたが、質問の言い方やニュアンスといった部分は、人により多岐にわたるため、意図を正しく理解できず、答えられない場合もあった。従来、このような課題には、システム管理者が継続的にログ分析を行い、答えられなかった質問に対して、対話コンテンツを定期的に拡充するという対応をしていた。 今回開発した技術は、対話コンテンツ拡充の効率化を目的に、EMIEW3が自発的に、答えられなかった質問を見つけ、原因を明らか