【シリコンバレー=渡辺直樹】米エヌビディアの時価総額が5日、3兆ドル(約468兆円)を突破し、米アップルを抜いて米マイクロソフトに続く世界2位となった。3兆ドルの大台に乗るのは史上3社目。生成AI(人工知能)の開発や処理に使う半導体の需要拡大への期待から株価は上場来高値を更新し続けている。エヌビディアの株価は5日、終値で前日比5%上昇し、QUICK・ファクトセットによると、時価総額は3兆118
米NVIDIA(エヌビディア)の快走が止まらない。米国時間2024年5月22日に発表した2024年2~4月期決算は、売上高が前年同期比3.6倍の260億4400万ドル(約4兆800億円)、純利益が同7.3倍の148億8100万ドルとなった。 ともに市場予想を上回り、株価は同日終値から一時、7%上昇。2024年3月の上場来高値を更新し、過去最高となった。生成AI(人工知能)ブームの特需による「一人勝ち」を象徴するような決算だ。 「大きな変化を迎えている。企業などは1兆ドル規模のデータセンターを、AIを生む新しいタイプのデータセンターに作り替えている」。オンラインの決算説明会でジェンスン・ファンCEO(最高経営責任者)がこう語った通り、エヌビディアの好調さを牽引(けんいん)するのはデータセンター向け需要だ。 データセンター部門の売上高は前年同期比5.3倍の225億6300万ドルまで伸びた。エヌ
今回の対談で岸田首相は、日本にできるだけ多くのGPUの提供するよう要請し、フアン氏が応じたという。 対談後に首相官邸で行われた囲み取材の写真を各社が公開しており、革ジャン姿のフアン氏を確認できるが、「対談中も革ジャンだったのだろうか」と一部ネットユーザーの間で話題になっていた。 フアン氏は公に出る際、ほとんど黒の革ジャンを着ており、トレードマークになっている。ただ、11月21日に米サンフランシスコで行われた日米連携意見交換会では、スーツ姿で西村康稔経済産業大臣などと対面していた。このため、日本での首相会談はスーツを着るのか革ジャンなのかが一部で注目されていた。 関連記事 NVIDIAのファンCEOがCOMPUTEXで披露した生成AI関連製品まとめ NVIDIAは「COMPUTEX 2023」で、多数の生成AI関連製品を発表した。大容量AIスパコン「DGX GH200」やゲームキャラに命を吹
NVIDIAとAMDがArmベースのWindows PC向けプロセッサを、早ければ2025年にも販売する可能性があるとReutersが報じた。このレポートが公開された直後にIntel株が約3%下落した。 ReutersはArmベースのPC用チップの製造計画に詳しい2人の情報提供者から得た情報を基に、23日に「NVIDIA to make Arm-based PC chips in major new challenge to Intel」という記事を公開した。この動きの背景には、ArmベースのPC市場の拡大を狙うMicrosoftの意向がある。AppleがApple Silicon搭載Macの提供を開始してから3年未満でシェアを倍増近くに伸ばしており、Microsoftはその成長を強く意識しているという。 ユーザーの需要も増しており、Counterpointによると、ArmベースのPCの市
GMOインターネットグループは6月21日、グループ社員を対象に、米NVIDIA製のGPU「NVIDIA H100」や「NVIDIA L4」搭載サーバを無償で貸し出す新制度を始めると発表した。7月3日から開始する。AIを活用した新サービスの研究開発や実験を促進するという。 サーバはグループ社員に短期間貸し出す。具体的な期間や、利用を許可する用途など、制度の詳細は「現在詰めている最中」(同社)という。 従業員が画像生成AIに触れる機会を増やすとして、GPU「GeForce RTX 4090」「GeForce RTX 3080Ti」を搭載したノートPCを無償で貸し出す制度も開始する。こちらはまず短期間の貸し出しから始め、社員の様子を見つつ長期貸し出しも検討する。 GMOグループは3月にChatGPTの業務活用を開始。AIによる業務改善のアイデアを募るコンテストを開催するなど、AIの活用に注力して
NVIDIAは1月3日(米国太平洋時間)、新型GPU「GeForce RTX 4070 Ti」を発表した。同GPUを搭載するグラフィックスカードは、パートナー企業を通して順次発売される。米国では1月5日から販売を開始する予定で、想定販売価格は799ドル(約10万5000円)からとなる。 GeForce RTX 4070 Tiの概要 GeForce RTX 4070 Tiは、NVIDIAが2021年9月21日に登場を発表し、同年10月14日に発売の中止を発表した「GeForce RTX 4080」の12GB版の商品名称を変更したものである。 名称を変更したことと、想定ベースの販売価格が100ドル値下げされたこと以外は、以下の通り発表当時のスペックを据え置いている。 GPUコアアーキテクチャ:Ada Lovelace CUDAコア:7680基 稼働クロック:2.31GHz~2.61GHz グラ
米NVIDIAは6月28日(現地時間)、米Googleのクラウド部門「Google Cloud」と共同で、5Gを活用するクラウドAIの導入支援ラボ「AI-on-5G Innovation Lab」を設立すると発表した。2021年後半からプラットフォームの開発を始める。 Google Cloudのアプリケーション管理プラットフォーム「Anthos」と、NVIDIAの計算資源やソフトウェアプラットフォームを連携させ、ユーザー企業のAI開発を促進するという。エッジデバイスを5Gに接続し、NVIDIAのGPUサーバで学習させたAIをGoogle Cloudを通じて配信する環境などの提供を目指す。 NVIDIAは21年4月に、Googleや富士通など5社が、5GとAIを活用したスマートシティーなどの構築に向けてNVIDIAのハードウェアとソフトウェア開発キットを採用したと発表している。
GeForce RTX搭載ノートPCは「世界一普及したゲームコンソール」 まず、ファンCEOはコンシューマー向けGPU「GeForce RTX 30シリーズ」を取り巻く現状を紹介した。 5月31日に発表したデスクトップ向け「GeForce RTX 3080 Ti」「GeForce RTX 3070 Ti」は、「1年に1回、定期的に計画しているハイエンドGPUへのアップグレード」に相当するという。また、1月に発表したモバイル(ノートPC)向けGPUは、約140製品に採用が決まったという。 →NVIDIAが「GeForce RTX 3060」を2月下旬に329ドルで発売 モバイル向け「GeForce RTX 30シリーズ」もリリース →NVIDIAがデスクトップ向け「GeForce RTX 3080 Ti」「GeForce RTX 3070 Ti」を発表 6月3日から順次発売 モバイル向けGP
関連記事 NVIDIAがデスクトップ向け「GeForce RTX 3080 Ti」「GeForce RTX 3070 Ti」を発表 6月3日から順次発売 GeForce RTX 30シリーズに、初めて上位バージョンの「Ti」が登場する。GeForce RTX 3080 Tiは「新たなゲーミング向けフラグシップ」、GeForce RTX 3070 Tiは、「シリーズにおける一番の売れ筋のパワーアップ版」という位置付けだ。 全てのハイエンドが“過去”になる――4Kゲーミングの最高峰「GeForce RTX 3080」先行レビュー 日本でも9月17日に発売する「GeForce RTX 3080」だが、その実力はいかほどなのだろうか。発売前日だが、「Fouders Edition」(リファレンスカード)を使って先行チェックする。 価格、パフォーマンス、消費電力の“三方良し” 「GeForce RT
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く