Googleは米国時間1月25日、「Google Chrome 56」をリリースした。すべてのHTTPページが安全とは限らないことをユーザーに警告する計画の第1段階として、まずはログイン情報やクレジットカード番号を収集するページで警告を表示する。 この変更は、ウェブサイトを運営する企業だけでなく、暗号化されていない接続で情報を収集している企業への働きかけになるだろう。 Chromeはこれまで、HTTPページに対して中立的なグレーのマークのみ表示していたが、これではHTTP接続の安全性が完全に欠如していることを示せないとGoogleのChromeセキュリティチームは考えている。 Chrome 56以降の新しいマークでは、HTTP接続によるログインページや決済ページに対して「Not secure(安全ではない)」と表示される。いずれは同じ警告が他のHTTPページにも適用される予定だ。Googl