リオデジャネイロ五輪でバドミントン日本代表の勢いが止らない。女子シングルスでは奥原希望が日本バドミントン史上初のベスト4進出。女子ダブルスでは高橋礼華&松友美佐紀ペアが決勝進出を果たし、金メダルに王手をかけている。 そんなバドミントン日本代表のヘッドコーチを務めているのが、韓国人であることをご存知だろうか。 その名は朴柱奉(パク・ジュボン)。1964年生まれの52歳で、韓国ではかなりの有名人である。現役時代はシングルス公式戦103連勝、国際大会の優勝67回という前人未到の記録を打ち立て、1992年バルセロナ五輪では男子ダブルスで金メダルを獲得。韓国では“シャトルコックの皇帝”、“バドミントンの神”とも言われている。 しかも、その名は世界にも轟き、バドミントンが盛んなマレーシアやインドネシアでは今もサイン攻めになるほどの絶大な人気を集めている。韓国では彼の名を冠した『PJBスポーツ』というバ