今月14日付の産経新聞と15日付の読売新聞に掲載された全面意見広告が大きな話題になっている。「私達は、違法な報道を見逃しません」とデカデカ見出しの意見広告は、TBSの報道番組「NEWS23」のメーンキャスター・岸井成格氏を名指しで批判、問題視する中身だったからだ。 全国…
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「本のタイトルだけで“ヘイト本”と批判するなよ! ヘイトスピーチじゃないか!」 「WiLL」(ワック)編集長・花田紀凱氏が逆ギレして、こう吠えたのは、2月9日、東京・新宿ロフトプラスワンで行われた「『WiLL v.s. NOヘイト!』〜出版業界と『ヘイト本』ブーム〜」でのことだった。 このイベントは「嫌韓」「反中」を掲げ“人種差別を助長する”ヘイト本が書店を埋め尽くしている出版業界の状況を見て、パブリッシャーや文筆家たちが議論するという趣旨で開かれたのだが、そこに中国や韓国へのヘイト記事やヘイト本を連発している花田編集長がパネラーとして参加したのである。 開催の契機となったのは、先日本サイトでも紹介した『NOヘイト! 出版の製造者責任を考える』(ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会/ころから)という一冊の本だった。本書はその題名のとおり、業界内部から“ヘイト本問題”に切り込ん
*作成:北村健太郎 *「神聖な義務」関連年表 *血友病 *血友病関連年表 ◆2003/10/13 北村健太郎「「神聖な義務」論争をめぐって」(報告) 第76回日本社会学会大会 於:中央大学 報告要旨 配布資料/報告原稿 cf.日本社会学会 http://www.arsvi.com/0a/jss.htm 「神聖な義務」は、1980年秋に大西巨人と渡部昇一を中心に起こった事件である。当時、上智大学教授の渡部昇一は『週刊文春』に「古語俗解」というエッセイを 連載していたが、『週刊文春』10月2日号に掲載された「神聖な義務」というエッセイが問題とされた。この「神聖な義務」は全文を読まないと細かいニュアンスが 分からないので全文を引用する。なお、「神聖な義務」の「自発的に」「既に」「未然に」および、『古語俗解』あとがきの「既に」「受胎以前」には、 原文では傍点がふってある。 ■ 渡部昇
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