騰訊(テンセント)は先日、インスタントメッセンジャーの「微信」(WeChat、ウィーチャット)の支払サービス「微信支付」(ウィーチャットペイ)において、日本を含む中国国外のショップ向けにクーポン配信などの販促機能を提供することを発表した。 微信支付を知っている人は増えてきているが改めて紹介すると、微信ユーザー同士で送金ができる電子決済サービスで、QRコード(二維碼、アーウェイマと中国では呼ばれている2次元コード)をかざしたのち、登録した6桁の数字を入れるとユーザー間でお金が転送される。 微信は中国で最も普及しているインスタントメッセンジャーで、それをインストールすれば自動的に微信支付機能もついてくるとあって、導入のハードルは低い。 微信支付に対抗する「支付宝」(アリペイ)は、阿里巴巴(アリババ)系のアントフィナンシャルがリリースする、同じくQRコードでお金を受け渡せる電子決済サービスだ。
![小籠包もQRコードでモバイル決済! 中国で電子決済が爆発的に普及した道筋をたどる (1/2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/07f85b13450cf66b46f20ccd63f71b4b3a00c95c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2017%2F07%2F13%2F1615590%2Fl%2Fea6a21856c5a6cfe.jpg%3F20200122)