野尻先生によるTwitterでの解説をまとめてみました。単位云々の話が省かれているのは、ひとえに数学オンチである私の理解不足のせいです(・・;) 追記:ノーベル物理学賞受賞記念(?)で、リニューアル公開します。
![野尻美保子先生による、ヒッグス粒子の解説(分かりやすい、たぶん)改訂版](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/07b771387c8298517c080c1cf5d8629b915d14c3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2Fe6f7563b335e9a66a3dfc18bec29142c-1200x630.png)
野尻先生によるTwitterでの解説をまとめてみました。単位云々の話が省かれているのは、ひとえに数学オンチである私の理解不足のせいです(・・;) 追記:ノーベル物理学賞受賞記念(?)で、リニューアル公開します。
物質はクォークとレプトンからできています。クォークもレプトンも6種類みつかっており、それ以上はなさそうです(図1参照)。 それらの物質粒子の間に働く力(相互作用)には強い力、電磁力、弱い力および重力の4種類があります。これらの力を伝える媒介粒子として、8種のグルーオン(強い力)、光子(電磁力)、3種のウィークボゾンW+,W-,Z(弱い力)があります。粒子間に力が働くためには粒子がそれに対応したカラー(強い力)、電気(電磁力)、ウィーク電荷(弱い力)とよばれる「電荷」を持っているからです。クォークは強・電・弱の3つの力を感じるのはそれらの3つの「電荷」をみな持っているからで、レプトンはカラーを持たず強い相互作用をしません。 相互作用のかたちは、場の量子論(ゲージ場理論)にもとづいています。強い力は量子色力学(QCD)、電磁力と弱い力はワインバーグ・サラム理論で記述され、この2つの理論を合わ
シミュレーション画像。仮説に基づいて、LHCのCMS素粒子検出器内で起きる可能性があると計算されることを描画してみたもの。このケースでは、二つの陽子の衝突後にヒッグス粒子が出現しそれは2つの流れに、つまりハドロン(11時の方向のそれ)および2個の電子の流れ(左下のおよび5時の方向のそれ)になっている。粒子がとりうる軌跡は直線で、粒子が検出器内に残すエネルギーは水色で描画している。 ヒッグス粒子(ヒッグスりゅうし、英語: Higgs boson (英語発音)/hɪgz ˈbəʊzɒn/ ヒッグス・ボソン)は素粒子の一種。 一部の粒子の質量の起源を説明する理論であるヒッグス機構において存在が予想された素粒子であり、2011年以降にヒッグス粒子の存在が観測されたため、ヒッグス機構の正しさが示された。 ヒッグス自身はヒッグス粒子を「so-called Higgs boson(いわゆる ヒッグス粒子
アラブの億万長者、シェイク・ハマド・ビンハムダンアル(Sheikh Hamad Bin Hamdan Al Nahyan)は、宇宙からも見ることができるほどの大きさの自分の名前「HAMAD」を自ら所有する使用人らをつかいエッジングしたそうだ。文字の大きさは幅3.21キロメートル、高さ1キロメートル。最終的には水路から水を引いて、名前の部分は全て青色になる。
宇宙ごみにとりつける「導電性テザー」を持つ日東製網の尾崎浩司さん=広島県福山市、吉田写す 人工衛星の残骸など、地球の周りに増え続けて問題化している「宇宙ごみ」に、長さ数キロの「網」をつけて大気圏に突入させ、燃やしてしまおうという試みが、広島県の老舗漁網メーカーと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の間で進められている。 昨年創業100周年を迎えた「日東製網」(福山市)がJAXAと共同開発中の「宇宙ごみ除去システム」。 まず、金属で編んだ長さ数キロの「導電性テザー」と呼ばれる細長い網を「捕獲衛星」に積み、ロケットで打ち上げる。軌道に乗った後、衛星のロボットアームを使って宇宙ごみに網を取りつけ、アームの先端を切り離す。 網は地球のまわりを周回することによって電気を帯びる。これが地球の磁場と影響し合って、徐々に高度を下げさせる力となり、大気圏にごみごと再突入して、最終的に燃え尽きるとい
「NASAが宇宙人を発見か?」と話題になった「宇宙生物学上の画期的な発見」とは,「リンの代わりにヒ素をDNA中に取り込む微生物が見つかった」というものでした. 詳しい解説記事を書く時間はないので,発見のポイントを一枚の画像にまとめてみました.世界的大ニュース(?)に合わせて,久しぶりの更新です. A Bacterium That Can Grow by Using Arsenic Instead of Phosphorus 「リンの代わりにヒ素を使って生育することができる細菌」 Science. Dec. 2, 2010. 発見のインパクト これがなぜ大発見なのか,というと… まずは背景知識. DNAは地球上に存在するほぼ全ての生物が基本的に持っている 遺伝情報を利用し,子孫に伝えるためにDNAが利用されている 生物の大部分は,水素(H),炭素(C),窒素(N),酸素(O),リン(P),硫
イトカワに着陸する「はやぶさ」の想像図。着陸の衝撃で舞った微粒子をキャッチしたとみられる(JAXA提供) 今年6月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰ったカプセル内部で確認された微粒子について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、「ほぼ全部がイトカワ由来の物質と判断した」と発表した。地球から約3億キロ離れた小惑星「イトカワ」で地表物質を捕らえたことになり、人類が月より遠い天体から、地表物質の回収に成功したのは初めて。太陽系の起源解明につながる貴重な試料で、はやぶさ計画は最大の目的を達成した。はやぶさ快挙 太陽系誕生の解明に迫る はやぶさは平成17年11月、イトカワに2回着陸した。装置の不具合などで計画通りの試料採取は1度もできなかったが、着陸時の衝撃で舞い上がった砂ぼこりなどをカプセルに収めていたと考えられる。 JAXAは回収したカプセルを開封し、約150
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
巷に吹き荒れた突風に触発されて「はやぶさ連鎖(凱旋版)」を作ってみる。 「隼」の文字が燃えながら蒸発していくが、保護された固ぷよは無傷のまま地上に到達みたいなコンセプトで さて、本題 ここ一ヶ月ぐらい、はやぶさが作り出した巨大な風に驚いている。地球を出発前するのネット界隈を思い出すに、購読していた惑星協会のメルマガですこし宣伝されていたなあ、くらいの印象しか残ってないが、帰ってくるときにはニューヨークの戦勝凱旋パレードよろしく熱狂的な歓声につつまれている。*1 もう満点の成功とはなにかについて説明する必要はないし、工学試験衛星とならんで「探査機」という言葉を前面に押し出すことになんの不安もない。広報の面でも実証の面でも非常に成功したプロジェクトだ。今後サンプルの有無にともなう多少の非難があったとしても、それを吹きとばせるだけの流れがある。 旋風の行方 ただ、これほどの旋風が今後どういう方向
民主党の枝野幹事長は14日の記者会見で、昨年11月の事業仕分けの際、小惑星探査機「はやぶさ」後継機開発などの衛星関連予算を「1割削減」と判定したことについて、開発の必要性は否定しなかったと釈明した。 枝野氏は当時、仕分け人の統括役を務めていた。 枝野氏は「もう少し工夫すれば、少ないお金で同じ効果を上げられるのではないかという議論だった」と強調。今後については「成果につながることを続けることは、決して否定していない」と述べた。
A group of astronomers from NASA, the Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA) and other organizations had a front row seat to observe the Hayabusa spacecraft's fiery plunge into Earth's atmosphere. The team flew aboard NASA's DC-8 airborne laboratory, packed with cameras and other imaging instruments, to capture the high-speed re-entry over an unpopulated area of central Australia on June 13, 2
[ 図のみ ] [速報メール ] [ 読者写真集 ] [Twitter ] [特別記事 ] [about ] これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧 ・ 全リスト) 2024/ 5/ 4 09:43 X1.6の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。 2024/ 5/ 5 09:53 3663黒点群でMクラスのフレアが続いています。太陽風は低速になっています。 2024/ 5/ 6 10:11 Xクラスの大規模フレアが2回発生しました。 2024/ 5/ 7 14:14 X4.5の大規模フレアが発生しました。太陽風の速度が高まっています。 2024/ 5/ 8 15:31 X1.0の大規模フレアが2か所で発生しています。 2024/ 5/ 9 12:19 更新 3664黒点群でフレアが続き、ハロー型のCMEも続いています。 担当 篠原 太陽の中心部南西側(右下)の3664黒
NASAの公式サイト『SFA』に設置されている無料ダウンロードポスターが面白いことになっているんだ。宇宙飛行士たちがポーズを取り、見たことある映画のあの場面にチャレンジしてたりなんかもする。まるでSFの世界へNASAの宇宙飛行士たちが乗り込んでいったかのようなんだ。 【Space Flight Awareness MISSION ・EXPEDITION POSTERS】 ポスターは上記サイトの各サムネイルの下にあるリンクボタンで、かなりでかいサイズの画像がダウンロード可能となっているよ。 ちなみにこちらは日本人飛行士の山崎直子さんが4月5日搭乗予定のスペースシャトル、「STS131」のポスター。山崎直子さんもしっかり一員として映っているね。 元となったのは、1998年のアメリカSFパニック映画「アルマゲドン」のポスター。この映画、衛星修理中のスペースシャトルが爆発し、宇宙飛行士も全員死亡、
6月の帰還・再突入にむけて運用もしだいに秒読み状態になってきました。再突入カプセルの担当の方々には、本当にお待たせいたしました。これからが本番です。再突入と回収は、「はやぶさ」計画を代表する目標の1つです。なにしろ、スペースシャトルなどの地球周回軌道からの再突入に比べると1桁も高い熱の条件にさらされ、それに耐える新規技術ですので、これは大きなステップですし、また大きな関門でもあります。 多くの方は、「はやぶさ」が地球の近くに帰ってくれば、再突入はパラシュートを開けば完了するかのようにお考えの方も多いのではないでしょうか。「はやぶさ」から切り離されたカプセルは、高度が70-80kmという高々度で最大の熱の環境にさらされます。パラシュートを開くのはずっと低い高度ですから、なんといっても耐熱技術こそがまさに真価を問われるわけです。「はやぶさ」は、まず、これに挑戦することになります。 この帰還・再
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