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2009年3月24日のブックマーク (3件)

  • 幸田露伴「努力論」 | wrong, rogue and log

    幸田露伴のエッセイ集に「努力論」というものがある。岩波文庫の緑版に入っていて、今でも気軽に手に入れることができる。これは一言でいうと、約100年前にかかれた、「努力」を主題にしたいわゆるライフハックスであり、かつ人生論と幸福論が一緒になったものである。 序から含蓄がある。露伴によると努力には二種類あるという。直接の努力と間接の努力である。直接の努力とは「当面の努力で…尽心竭力(けつりょく)」の努力であり、間接の努力とは「準備の努力、基礎となり源泉となる」努力であるとする。つまり試験の受験に例えると、直接の努力とは試験会場でする努力であり、間接の努力とは試験までにできるかぎり自分の能力を訓練する努力である。このように書いた後に露伴はいう。 努力の生ずる果が佳良ならざること…は努力の方向が悪いからであるか、然らざれば間接の努力が欠けて直接の努力のみが用いらるるためである。 まさに、その通り!

    幸田露伴「努力論」 | wrong, rogue and log
  • 航空チケット販売社が夜逃げして予定の便(サンフランシスコ行き)に乗れなかった件 - トメトメボンド

    そういうわけでまだサンフランシスコにいます!こちらは 24 日 0 時すぎです。梅田さんの話やら JTPA シリコンバレーカンファレンス 2009 の話やら今日行ってきた dropbox の件やらもう書きたいことはいっぱいあるのだけど、とりあえず一発目に恐ろしい事件があったからそれから書いて行くよ…! 事件は初日に起こった(しかもまだ日) サンフランシスコに行く便は 3/19 の 15 時 30 発のノースウエストでした。このチケットはエイビーロード経由で検索して出てきた航空チケット会社で購入。何社か比較した中で燃油サーチャージ込みの価格が 2 番目に安かったから。最も安いのはちょっと怖いなぁと思ったりしました。 そいで当日、14 時ごろにカウンターに行ったわけです。ノースウエストの。いまは自動発券機になっているので、パスポートをかざして発券されるのを待ちます。 発券機「…」 発券機「こ

    航空チケット販売社が夜逃げして予定の便(サンフランシスコ行き)に乗れなかった件 - トメトメボンド
    yuco
    yuco 2009/03/24
    格安チケット会社怖い。ともかくお疲れ様でした。/格安航空券は若干高くてもHISとかマップツアーとか業界では知られたところで買ってる。
  • 小説の一人称に関するねちねちとしたかんがえごと - 花と石ころ

    小説を書くという行為の上における人称選択の重要性というのは、わりと色々あると思っているんですが、たとえば、一人称で書く、という場合に、自分と近い属性の人間を設定するか否か、というところはひとつのキーポイントになるんじゃないかと思っています。属性の近い人間であるほど、作者の自意識が直接的に反映されやすくなり、属性が遠くなるほど、自意識は薄くなる(あるいは別のものに変質する)……のではないか。 属性の振り幅というのはいろいろなものがあって、年齢もあれば、職業もあり、住んでいる国や時代、価値観とかもろもろなのですが、その中に“性別”というのが入るのかもしれません。ただ、性別というのは程度差に過ぎないので、たとえばよく女性に間違われるという長嶋有は“性別によって性格が変わるということを信じていない”ということを言っていたように思います*1。 異なる性を一人称に据えて小説を書くというのは、別に“異性