知人で職域接種でコロナのワクチンを打つ人がちらほら出てきて、2009~2010年にアメリカに住んでいた時のことを思い出した。 当時、新型インフルエンザが流行していて、アメリカではH1N1と呼ばれていた。夫は某アイビーリーグの大学に所属していて、その大学の保健センター的なところで素早くワクチンが用意され、私のような家族も含めて、通常のインフル用とH1N1用と両方のワクチンを打ってもらえた。たしか無料で、たて続けに2回打ったんじゃなかったかな。 日本もアメリカも国家による社会保障が薄く、パワフルな中間集団はそれをカバーしてくれるので所属している人はその恩恵を受けられる、というところがあるんだろうな。ヨーロッパだとまた違うんだろうか。こういうのは格差を広げて固定させる仕組みで、本来はよくないことだと思う。ワクチンはさっさと打たないといけないので、今から社会の仕組みを変えるわけにもいかず仕方ないけ