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ブックマーク / jmiyaza.hatenablog.com (2)

  • 水村美苗「日本語が亡びるとき」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    筑摩書房 2008年10月 水村氏のを読むのははじめてである。前に岩井克人氏の「資主義を語る」を読んだとき、最後のほうの対談で、岩井氏の対談相手として水村氏がでてきた。なんだか変に親しげな会話ぶりで、何だこれは?と思ったのだが、あとから二人はパートナーであるらしいことを知った。しかし夫婦で公的に対談などするものだろうか? いずれにしても、あの岩井氏と対等に(というか一部岩井氏を子どもあつかいしている箇所さえあるくらい)渡りあっているのであるから、インテリである。インテリの書く小説はつまらないという偏見を持っているので、水村氏の小説は読んでこなかった。今後も今のところは読むつもりはない。第一「明暗」も読んでいないし(恥)。「明暗」も読んでいない人間など、氏は「叡智のある人」とは思わないであろう。「叡智のある人」というのは氏によるホモ・サピエンスの訳である。 書を読んでみようと思ったのは

    水村美苗「日本語が亡びるとき」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
  • M・マーモット「ステータス症候群 社会格差という病」 その1 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    評論社 2007年10月 最近の「格差」ブーム?に当て込んだではない。健康と社会格差についての長年の研究の成果をわかりやすく示したである。この方面の話題をあつかったを読むのは、R・ウイルキンソン「生命を決める社会のオキテ」、I・カワチら「不平等が健康を損なう」、近藤克則「健康格差社会」についで4冊目であるが、近藤氏のではじめて知ったホワイト・ホール研究も著者がおこなったものであるし、また有名なNiHonSan(日、ホノルル、サンフランシスコ)研究も氏のものであるらしい。この分野のパイオニアであり、世界的な指導者ということのようである。 はじめに「日語版への序文」といいうのがついている。そこで氏は「日人の冠状動脈性心疾患の罹患率がなぜ低いのか?」と「その平均寿命がなぜ長いのか?」という二つの問題を提出している。これは以前、柴田博氏の「中高年健康常識を疑う」を読んだときに柴田

    M・マーモット「ステータス症候群 社会格差という病」 その1 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
    yuco
    yuco 2008/01/14
    相対的な豊かさが健康を決める、とか。
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