エンジニアの福井です。 コードカバレッジのパーセンテージを上げる(または保つ)ことを強制することは悪いプラクティスとされます。 そのためRettyではいくつかのプロジェクトで、パーセンテージによってmergeできないなど強制せず、カバレッジのパーセンテージのみを見える化していました。 しかしどのコードがカバーされてるか参照できるカバレッジレポートが身近にありませんでした。 どのコードがカバーされてるかを参照することで以下のメリットがあります。 条件が複雑でないコードのリファクタリングの心理的安全性が高まる コード設計面での気づきが得られる 2つ目の"コード設計面での気づきが得られる"についての説明です。 飲食店の予算をチェックする関数(言語はGo)があるとします。 予算が¥1,000~¥50,000の範囲で¥1,000単位であることをチェックします。 (*説明のために仕様を単純化していて、