ブックマーク / zenn.dev/babyjob (18)

  • 「問題解決の全体観」を読んで気づいたこと

    はじめに 私はエンジニアとしてキャリアを進める中で、問題解決能力を高めたいと強く感じるようになりました。そのために、「問題解決の全体観」というを手に取り、論理的思考力と抽象思考能力の基礎固めを目指しています。このブログでは、精読して感じたことや実践を通じて得たことを共有していきます。 冒頭 私たちが取り巻く問題は、時代の変化とともに難しくなっていて、解決できない事が増えてきています。これは問題解決に使っていた思考方法が古くなってきたからともいえます。ではどうすればよいのか? 問題の全体観を正しく捉えつつ、新しい思考方法を学び、戦闘力を高める必要があります。 書では、個人の戦闘力強化、すなわち「問題解決力強化のための全体観と方法論」を題材としています。 全体構成 書シリーズの全体構成は以下のようになってます。 私は上下巻を精読しました。セクションごとに気になったところを紹介していきます

    「問題解決の全体観」を読んで気づいたこと
    yug1224
    yug1224 2024/07/02
  • 新規プロダクトの 2 人目エンジニアが参画当初にやってよかったこと

    はじめに 私は現在、保育施設と保護者をつなぐプラットフォーム「えんさがそっ♪」の開発エンジニアとして働いています。 このプロジェクトに自分が参画してからそろそろ 2 年が経とうとしています。今回はその振り返りも兼ねて、新規プロダクトの 2 人目エンジニアとして参画した当初、私がどのようなことを意識し、どのような取り組みを行ったのかをお話ししたいと思います。 データメンテナンスなどの運用作業を積極的に引き受ける オンボーディングが終わって最初に行ったことは、運用タスクを積極的に引き受けることでした。リリース初期段階の「えんさがそっ♪」には、よくある管理者用の画面がありませんでした。そのため、データメンテナンスが必要になるたびに SQL を直接叩いて対応していました。ビジネスサイドからのデータ追加や更新の依頼が頻繁にあり、その都度開発作業を中断する必要がありました。 参画直後の私と 1 人目の

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    yug1224 2024/06/29
  • デブストの懇親会で人生初の登壇をしてきた感想

    はじめに この記事ではDevelopers Boost2024の懇親会で人生初の登壇を経験させていただいたので、その感想を書いています。 初めてのSpeakerパス Developers Boost2024とは 「Developers Boost(デブスト)」は、さまざまな媒体でITエンジニアの成長を応援してきた翔泳社が運営する、30歳以下(U30)の若手エンジニアのための技術カンファレンスです。 今年のデブストのテーマは、「Be a changer, Be a challenger」。技術革新が著しい今、日々開発に取り組む中で「この先も求められる技術力とは?」と考えることが少なからずあると思います。新たな技術と向き合い、変化し続けなければならない時代だからこそ、若手エンジニア同士で直接語り合い、さまざまなことに挑戦する場が必要だと感じています。 Developers Boost 2024

    デブストの懇親会で人生初の登壇をしてきた感想
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    yug1224 2024/06/26
  • アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1に合格したので、試験問題の対策をまとめてみた

    はじめに アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験(以下「アジャイル検定」)のLv.1に合格しました。 いい勉強になったので、勉強方法や試験問題の対策と受けた感想について話します。 アジャイル検定とは アジャイル開発のスキルを客観的な尺度で分析・判定するのが、アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験です。 試験システムとして、CBT(Computer Based Testing)を採用しています。いつでも、どこでも受験することができます。4肢択一スタイルの問題、平均で70%の正解率を得られるよう、難易度を調整しています。 合格基準は80%以上の正解率です。 公式サイトより なお、いつでも、どこでも受験できるとありますが、正確にはプロメトリックの運営するテストセンターにて受験することになるため、時間と会場を指定して申込みを行います。 受験しようと思った理由 2024年2月に現在の職場に転職

    アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1に合格したので、試験問題の対策をまとめてみた
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    yug1224 2024/06/21
  • タスク定義が 100 個を超えたら ECS にデプロイできなくなった

    ある日 ECS にデプロイできなくなった いつも通り、ECS (AWS Fargate) にデプロイしようとすると、以下のコマンドでエラーになりました。 デプロイは GitHub Actions から行っています。 // ①最新のタスク定義を取得する $ ecs_app_task_definition_arn=$(aws ecs list-task-definitions \ --family-prefix <タスク定義名> \ --query "reverse(taskDefinitionArns)[0]" \ --output text) // ②最新のタスク定義でサービスを更新する $ aws ecs update-service \ --task-definition $ecs_app_task_definition_arn \ --cluster <クラスター名> \ --ser

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    yug1224 2024/01/26
  • Draft Pull Request と WIP を使い分けて透明性を上げる

    開発環境 複数のチームでアジャイル開発 レビュー環境 GitHub を使用 レビュアーにアサインされた人以外もレビューに参加できる Pull Request 上のやりとりは Slack に通知しており、誰でも閲覧可能 Draft Pull Request のよくない使い方 普段の開発では Draft Pull Request を活用しています。 Draft Pull Request は作業がまだ途中であり、レビュー可能な状態ではないですよ〜ということを明示したい場面に用いるものです。 Draft Pull Request ではマージボタンをクリックできません。 作業完了後 Ready for review をクリックして Pull Request を Open にすると、マージボタンがクリックできるようになります。 Draft Pull Request について Draft Pull Re

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    yug1224 2024/01/09
  • 既存の Web アプリに脆弱性診断を実施するために必要になった実装上の工夫

    はじめに 弊社では、定期的に脆弱性診断ツールを使用し、Webアプリケーション(以下Webアプリ)に脆弱性がないか診断しています。 脆弱性診断ツールを導入した際、ツール実行対象のWebアプリに対して一部改修を入れる必要があったため、その際の対応に関して記載します。 脆弱性診断ツールとは 脆弱性診断ツールとは、こちらの記事で以下のように定義されています。 脆弱性診断ツール(サービス)とは、サイバー攻撃を受けやすいウェブシステムに対し、スキャンや模擬攻撃などを行い、そのシステムにセキュリティ上の欠陥がないかを診断することのできるサービスです。 ツールにもよりますが、画面遷移を何らかの方法で記録し、その画面遷移の中でさまざまなリクエストを実行して脆弱性があれば検知してくれます。 なぜ改修が必要なのか 上記に記載しましたが、脆弱性診断ツールは脆弱性を検出するために、Webアプリに対してさまざまなリク

    既存の Web アプリに脆弱性診断を実施するために必要になった実装上の工夫
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    yug1224 2023/12/25
  • エンジニアさん向けにUIデザイン講座を開いてみた(完結編)

    はじめに こちらは「エンジニアさん向けにUIデザイン講座を開きたい!(準備編)」の続きとなりますので、先にそちらをご一読いただけますと話が理解しやすいかと思います! ※またこちらはダイジェスト版になります。後ほど正式版として書き足そうと考えています。 UIデザイン講座の実施にまつわる数字 開催日程 2023/9〜10月(週1で開催) 参加人数 20人 1クラスの人数 2〜3名 講座の時間 基礎編:30分 実務編:2時間 実務編の課題提出率 94% グループ課題参加率 52% UIデザイン講座を開いた後の感想(反省) ※実施内容については「エンジニアさん向けにUIデザイン講座を開きたい!(準備編)」をご確認ください! 当に理解していないことは教えられない 講座を実施している中で、ある部分で「モゴモゴ」いってしまうことがありました。 「モゴモゴ」は知識としてなんとなく知っているけど、それを実

    エンジニアさん向けにUIデザイン講座を開いてみた(完結編)
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    yug1224 2023/12/25
  • オンラインミーティングでイヤフォンから開放されたいあなたへ

    はじめに 皆さんはオンラインミーティングのときはどのようなデバイスを使っていますか? イヤフォンにマイクついてるやつ使ってるよ〜という人もいれば、配信者のようにヘッドフォンとマイクとオーディオインターフェースを用意して音質にこだわっている人、はたまたラップトップの内蔵スピーカーと内蔵マイクで乗り切っているという人もいるでしょう。 私はしばらくの間会社から支給されてるイヤフォンにマイクついてるやつ(有線)を使っていました。 つけ心地も軽くバッテリーの心配もいらない点は良いのですが、長時間使用していると耳が疲れます。 そこで 長時間のミーティングでも耳が疲れない マイクの音質は聞き取りやすければ OK 再生音の音質はある程度こだわりたい(作業中に BGM 流したい) この条件を満たす方法を検討しました。 想定している環境 周りで自分以外の人の声や音がしない 会話の内容等が周りに聞こえていても問

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    yug1224 2023/12/22
  • Amazon Aurora PostgreSQL を v13 から v15 にアップグレードする

    全体の流れ 弊社が利用している Amazon Aurora PostgreSQL のバージョンを v13 から v15 (作業時最新のv15.2 )にアップグレードした時のフローをまとめます。 作業フローの把握 アップグレード手順 リストア手順 事前検証 v13 → v14 へのアップグレードの検証 非互換性の調査 アップグレード(同時に作業時間を計測する) v14 → v15 へのアップグレードの検証 v13 → v14 へのアップグレード時との違い 番環境のアップグレード 作業フローの把握 まずはおおよそのアップグレード方法の把握から始めました。 全体的な流れは公式ドキュメントの「Aurora PostgreSQL の PostgreSQL DB エンジンのアップグレード」を参考にしています。 アップグレード手順 異なるバージョン間で互換性を持たせるためのパラメータグループを用意 パ

    Amazon Aurora PostgreSQL を v13 から v15 にアップグレードする
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    yug1224 2023/12/16
  • ペアプロやってみませんか?

    こんにちは! BABY JOB 株式会社の @rakupa_tk です! この記事では実際の開発作業で実施したペアプロについての取り組みを紹介します。 この記事のおすすめ読者 ペアプロってなに? ペアプロって何するの? ペアプロで何が得られるの? ペアプロのメリデメって? はじめに あなたはこんな気持ちに陥っていませんか? 最近エンジニアとして成長を感じられない リモートワークでほとんどしゃべらず一人作業で寂しい ワイワイと開発したい 新しい刺激が欲しい 新しい気付きが欲しい 私がペアプロをやってみようと思ったきっかけは、上記ようなことを悶々と抱えていたことです。 そんなもやもやを打破するべく、何か面白いことはできないかと考え、言葉しか聞きかじった事がなかったペアプロにチャレンジしてみた状況や感想、今後についてを書き連ねたいと思います。 ペアプロとは? ペアプロに関しては、調べるといろいろ

    ペアプロやってみませんか?
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    yug1224 2023/12/16
  • 小ネタ:チームで技術記事作成するハードルを下げるために試してみたこと

    こんにちはー。 BABY JOB 株式会社の @mackey0225 です! みなさん!アドベントカレンダーは楽しく書けていますかー! 僕は産みの苦しみを感じながら、書いてますー!うぇーん(T_T)! ネタが無い!書く時間が無い!自信が無い!など、無いことづくしで悩まれている方もいるんじゃないでしょうか。 今回は、「ネタ」と「自信」についての悩みを少しでも和らげるため、 BABY JOB でやってみた仕組み・試みについて紹介します。 試したこと Slack 上で日々やり取りされているコミュニケーションの中で、 面白い、興味深い、気になると思ったものに下のような「Blog ネタ」スタンプを押すと、自動的に「ネタ保管チャンネル」に投稿されるというもの。 スタンプイメージ ネタ保管チャンネルへの自動投稿イメージ 具体的な手順 手順としては以下のようにしました。 (1) Slack 用リアク字チャ

    小ネタ:チームで技術記事作成するハードルを下げるために試してみたこと
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    yug1224 2023/12/10
  • Raycast 拡張機能を作ってみた

    はじめに Raycastは、デスクトップ上での作業を迅速化するためのツールであり、SpotlightやAlfredなどのランチャーと同様の機能を提供しています。 特に開発者やエンジニア向けにデザインされており、高いカスタマイズ性と豊富な拡張機能が特長です。 拡張機能をStoreからインストールするだけでなく、Reactを使って独自の拡張機能を開発することも可能です。 詳しい拡張機能の作り方は公式ドキュメントを参照していただければと思います。 今回作成したもの コーディングをしている時にメソッド名や変数名をChatGPTと対話しながらやっていて、 ブラウザを開かずにできたらいいなと思ったのでChatGPTと組み合わせたものを作ってみました。 下記のような感じです。 inputにテキストを入力する ChatGPTからの回答をoutputへ出力する 以下はその実装例です。 実装について crea

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    yug1224 2023/12/07
  • GitHub GraphQL APIでProjectsのカードを取得する

    はじめに かんばんツールをTrelloからGitHub Projectsへ引っ越した際に、 GraphQL APIについてもいろいろ調べたのでその一部を書きます。 公式ドキュメントを見ながら作業しましたが、 今回記載したのはごく一部の例なので、 詳しい仕様の確認やカスタマイズの際は参考にして下さい。 書くこと カード情報を取得するクエリについて 書かないこと アクセストークンの発行やエンドポイントなど基的な手順 カード登録に関連すること カードを取得するための手順 Step1 プロジェクトIDの取得 まずはプロジェクトIDを取得します。 以下のクエリで取得出来る PVT_xxxxxxxxxxxxxx みたいなのがGraphQL APIを使う上で使うプロジェクトIDです。 query { organization(login: "{組織名}") { projectV2(number: {プ

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    yug1224 2023/12/05
  • スプリントレトロスペクティブ改善の試行錯誤

    BABY JOB 株式会社 開発部えんさがそっ♪開発課 の Miyagi Kizuku です。 沖縄生まれ沖縄育ち、沖縄からリモートで開発しています。 直近では PHPカンファレンス沖縄2023 に登壇しました ~宮城編~ を執筆しました。 こちらもよろしくお願いします。 TL;DR この記事は、スクラムイベントである スプリントレトロスペクティブ を改善するために実施した、チームの取り組みの紹介です。 試行錯誤した取り組みの内容と、どのような気づきがあったのかを共有します。 はじめに スクラム開発の用語について、私の理解で紹介します。 ※ スクラム開発を一から理解するのは難しいので、ここでは必要な情報の紹介にとどめます。 スクラム開発 アジャイル開発のフレームワークの一つです。 スクラム開発では、スプリントという決められた期間で開発サイクルを繰り返します。 私のチームでは1週間に設定して

    スプリントレトロスペクティブ改善の試行錯誤
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    yug1224 2023/12/04
  • マネジメントメンバーで「エンジニアのためのマネジメント入門」を読んでみた

    TL;DR この記事では、弊社開発部のマネジメントロールメンバーで「エンジニアのためのマネジメント入門」を読んでみたので、感想や体験を共有しています。 はじめに 弊社開発部では、マネジメントロールメンバーで定期的に集まり、マネジメントに関する悩み相談・外部イベントからのインプット共有、プロジェクトマネジメントの学習計画について話し合っています。 前提:開発部体制とマネジメントメンバー 弊社開発部のマネジメントロールメンバーを簡単に紹介します。 体制としてはざっくりこんな感じです。 説明のためにかなり簡略化しています。 わたし BABYJOB株式会社で手ぶら登園というサービスのシステム開発チームにおけるプロジェクトマネージャー。 ただの若手エンジニアとして採用されたが、1年半ほど前から徐々にプロジェクトマネジメントを開始し、今年の3月から正社員のピープルマネジメントや四半期ごとの目標設定

    マネジメントメンバーで「エンジニアのためのマネジメント入門」を読んでみた
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    yug1224 2023/12/03
  • 息子とプラレールで遊んでいたら、MVP(Minimum Viable Product)の理解が深まった

    TL;DR 息子とのプラレール遊びを通じて、MVP(Minimum Viable Product)の重要性について学んだ経験を共有します。ユーザーのニーズを満たす価値提供をするために、MVPを意識することの重要性を理解しました。 はじめに わが家のプラレール遊び わが家のプラレール遊びにおけるユーザーは、この記事が公開された今日で3歳を迎えた息子です。 もともと乗り物が大好き、プラレールは1年ほど前から遊んでいます。 プラレールで遊ぶ上で一番むずかしいのは、ちゃんと走ることができる線路を作ること。 直線・カーブのレールだけを使う簡単なものでも、ちゃんと繋がるように線路を作るのは結構むずかしいのです。 そのため、 わたし:線路づくり 息子:線路に車両を走らせる といった具合で遊んでいます。 MVPとは 題のMVPについて軽く説明しておきます。 端的に説明されているAgile Studioさ

    息子とプラレールで遊んでいたら、MVP(Minimum Viable Product)の理解が深まった
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    yug1224 2023/12/03
  • BABY JOB の開発チームにおける役割 v2.0

    BABY JOB 株式会社の開発部部長 兼 EM の kawanamiyuu です。 今年も BABY JOB のアドベントカレンダーが始まりました。よろしくお願いします! はじめに 開発チームにおける役割とは 私が BABY JOB に入社した 2021 年 11 月当時、私含めて 6 名程の開発組織[1]でした。採用を頑張り、2022 年の夏頃、2倍以上に拡大した組織内のコミュニケーション最適化のために役割を設け[2]、「開発チームにおける役割 v1.0」というドキュメントを社内に公開しました。 そこからさらに組織が大きくなり、また、組織としての練度が上がっていくなかで、今年(2023 年)の 2 月頃、「開発チームにおける役割 v2.0」へとブラッシュアップしました。 記事では、「開発チームにおける役割 v2.0」の社内ドキュメントを(ほぼ原文まま)公開し、それぞれの役割を言語化し

    BABY JOB の開発チームにおける役割 v2.0
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    yug1224 2023/12/01
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