庭にプレハブ小屋を建てたら、課税対象になるけど、ブロックで支えて地面から離してしまえば、課税対象にならないーー。こんな指摘をするツイートが話題になった。 ツイートによると、直接建ててしまうと固定資産税の課税対象になってしまうという。このため、地面にブロックを設置して、この上で物置を組み立てることで、課税対象から外すことができるという。 この話は本当なのだろうか。実際にプレハブ小屋を設置する際にはどんな点に注意すればいいのか。田邊美佳税理士に聞いた。 ●注意すべきポイント 固定資産税の課税対象となる家屋は、以下の3つの条件を全て満たしたものになります。 (1)屋根と周壁(三方向以上の壁)があり、雨風をしのげるもの (2)建物が土地に定着していること (3)住居・作業場・倉庫等に利用できる状態であるもの 今回のツイートのような、コンクリートブロックの上に物置を設置した場合については(2)の要件