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ブックマーク / ta26.hatenablog.com (27)

  • 教養のない実務家が跋扈する時代を終わらせるべき時 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■ 暴力志向は日人の国民性? 前回、日大アメフト事件に言及するにあたり、これが主として今だに残存する『昭和的価値/意識』に起因する問題であることを指摘しておいた。ここでは、昭和といっても、戦後の高度成長期以降の後期~末期の昭和を想定していた。では、その『昭和的価値/意識』は一過性で、ある時期に特徴的なものなのなのかと言えば、そうではない。少なくとも、先の戦争(太平洋戦争/日中戦争)における帝國陸海軍には、いたるところに同様の類型を見つけることができる。そのあたりの事情は、経営学者の野中郁次郎氏らの共著である『失敗の質―日軍の組織論的研究』*1 や評論家の山七平氏の一連の著作に非常にわかりやすくまとめてあるので、是非ご自分であたってみていただきたいし、私のブログでも何度となく取り上げてきたトピックでもあるから興味があれば読んでみて欲しい。 実のところこれは今では比較的よく知られた論点

    教養のない実務家が跋扈する時代を終わらせるべき時 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    yuiseki
    yuiseki 2018/06/08
    他人の教養の無さを嘆く人が教養について具体的に定義しないのはダサいというのは一理ある。教養とは何かが自力で定義できるというのも教養が無ければできないだろうから。
  • 人工知能に揺さぶられる『人間の心』/誰も逃れることはできない - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■現実味の増した人工知能AI)の問題 自分で書いておいて言うのも何だが、昨今、人工知能AI)に関する記事や書籍がやたらに増えた。研究者が語る専門的な内容にはじまって、産業論的なアプローチから、SFタッチのものまで、も杓子もという感じだ。しかも、つい半年か一年そこら前には、まだ現実のトピックとしてはあまりにSF的で、真面目に議論するのが気恥ずかしい、との空気さえ感じたものだが、最近ではぐっと現実味が増してきた感がある。加えて、記事の中には、ギョッとするようなとびきりの高名が混ざるようになった。 ■現代最高の知性が表明する懸念 その一人は、米国の電気自動車のベンチャー企業であるテスラモーターズ社のCEOとして知られるイーロン・マスク氏である。氏の業績について言えば、テスラモーターズ社だけでも世界に与えたインパクトは非常に大きいわけだが、別の市場で、これまた非常に高い評価を得ている、電子メ

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    yuiseki 2014/11/18
  • 本当に世界を変えてくれるかもしれない経営者とは - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    イーロン・マスク氏のすごさ 先週のエントリーで、米国のカリスマ起業家/経営者であるイーロン・マスク氏が、人工知能に関して衝撃的な見解を持っていることを取り上げたわけだが、意外に自分がイーロン・マスク氏のことをあまり知らないことに気づいた。そこで、あらためて少し詳しく調べてみると、この起業家の圧倒的なスケールに今更ながら驚嘆することになった。ただのラッキーボーイでもなければ、ほら吹きでもない。それどころか、従来の著名な起業家を上回る実行力と思想性を併せ持っている。 この機会に、イーロン・マスク氏のことをちゃんと知るために、ネット記事だけではなく、著書『未来を変える天才経営者 イーロン・マスクの野望』*1を読んでみた。主にそこから、彼の履歴をざっとおさらいしてみる。 1971年南アフリカ共和国生まれ。 1988年、17歳でカナダに渡り、90年にクイーンズ大学に進学。 1992年、アメリカのペ

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    yuiseki 2014/11/18
  • 機械と人間の共生について突き詰めて考えるべき時が来ている - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    Google会長の見解 Googleのエリック・シュミット会長は、Google のシンクタンクGoogle Ideasの創設者であるジャレッド・コーエン氏(Googleの従業員)との共著『第5の権力』*1で、技術イノベーションが今のペースで続けば、2025年には80億に達すると想定される世界人口のほとんどがオンラインでつながるようになる未来を予測する一方で、Googleは現在インターネットに接続していない50億人近くの人達と、『スマート化』もしくは『オンライン化』されていない無数の機械に狙いを定め、この最後のネット非接続地域にインターネットを提供するために、無人操作機(ドローン)、ロボット、および人工知能にイノベーションを集中させる必要があることを説く。 ■人工知能の重要性 実際、昨今のGoogleの活動はこのシュミット会長の発言をそのままなぞっているかのように見える。つい最近も、ハンド

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    yuiseki 2014/06/20
  • AR/拡張現実が担うべき真の役割とは - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■一抹の寂しさを感じる『セカイカメラ』の終了 2008年に華々しくデビューし、一世を風靡したと言っていい、Augmented Reality(拡張現実)の草分け的なサービスである『セカイカメラ』が、昨年12月に予告されていた通り、年1月22日を持って終了した。 若干話題先行のきらいはあり、ネットサービスとしての実用性の乏しさや、目新しさ以上の面白さが今ひとつであることを指摘する人も少なくなかったとはいえ、なにせ『セカイカメラ』のコンセプトが(TechCrunch50にて)発表されたのは、2008年の9月のことだ。iPhoneの日発売に遅れることわずか2ヶ月(iPhoneの日発売は2008年7月。iPhone 3G: 2代目iPhone)である。さすがに当時はその先進性に皆舌を巻いたものだ。 コンセプトを発表しても、実際のサービスとして発売されるかどうか疑わしいとの声も多かったが、20

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  • 全産業が四天王(Google/Apple/Facebook/Amazon)に支配される未来 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■『流行り言葉』と企業経営者 インターネットにまつわる『流行り言葉』というのは、賞味期限がものすごく短い。言葉そのものが残ったとしても、意味するところがみるみる変化してしまって、当初意味していたはずのものとは、似ても似つかないものになってしまうケースも少なくない。あるいは、その言葉に踊らされた割には、自らのビジネスとの具体的な接点を見つけられないどころか、悪くすると怪しげなサービスを担ぐ有象無象やコンサル等に振り回されてしまう、というようなこともよく目にする光景と言える。 ゼロ年代の後半以降で言えば、『Web2.0』『クラウド』『ビッグデータ』あたりが該当しそうだ。『ビッグデータ』については、まだ比較的新しいこともあり、技術に疎い経営者やビジネスマンを振り回している最中かもしれない。『これからはビッグデータの時代だ。わが社でもビッグデータを活用してビジネスを活性化するよう常々部下に指示して

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    yuiseki 2014/01/21
  • 『ウェブで政治を動かす!』を読んで/激変はこれから起きる - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■津田大介氏の新著を読んだ ジャーナリストの津田大介氏の新著、『ウェブで政治を動かす!』*1を早々に入手して読み終えたので、感想を書き残しておこうと思う。最近、イベントに出かけることが少なくなって、私のこのブログも書評関連記事が多くなってきている。だだ、著者にはまったく失礼な話かもしれないが、私が書くのは、大抵はその著書の『要約』ではない。優れたに出会った時に去来するインスピレーションを書き留めておこうというのが、私が書評めいたものを書く主たる動機であり、書かれた内容は、あくまでそのインスピレーションに喚起された私自身の『語り』である。今回も、かなりそういう内容になりそうなので、予めお断りしておく。 ■歴史の転換点 すでに私のブログを読んで頂いているような方には説明するまでもないと思うが、津田氏と言えば、ソーシャルメディアの雄で、Twitterを非常にうまく使いこなすことでジャーナリズム

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    yuiseki 2012/11/21
  • 製造業に革命をもたらす『3Dプリンタ』/真の破壊力とは - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■3Dプリンタ 最近、『3Dプリンタ』という用語を目にすることが多くなった。海外の記事も含めて、何となく見覚えがあり記憶には残っていたのだが、さほど積極的に調べたりはしていなかった。だが、著名ブロガーのイケダハヤト氏はじめ、ITの最新動向に敏感な人たちが次第に取り上げるようになってきたとの印象もあり、一度ちゃんと調べてみようとは思っていた。 用語の意味をWikipediaで調べると以下の通り定義してある。 3Dプリンタ(英: 3D printer)とは、通常の紙に平面的に印刷するプリンタに対して、3D CAD、3D CGデータを元に立体(3次元のオブジェクト)を造形するデバイスを指す。通常は積層造形法によるものを指し、切削造形法によるものは3Dプロッタ(英: 3D plotter)と呼ぶ。 3Dプリンター - Wikipedia 『3Dプリンタ』および『3D Printer』を『Googl

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  • シェアサービスの実際に見る現実と展望 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■2012年 FTM 第2回グリーンテーブル 国際大学GLOCOM主催の、未来の技術と社会のための研究と実践を行う産学共同プログラム、「フューチャー・テクノロジーマネジメント(FTM)フォーラム(村上憲郎議長)」のラウンドテーブル(Green-Table)の第2回目に参加してきた。 FTMフォーラム : 国際大学GLOCOM 今回は、川崎裕一氏(株式会社kamado代表取締役社長)と庄司昌彦氏(国際大学GLOCOM講師/主任研究員)が、「シェア経済を合理的に説明するために」と題した対談が行われ、ディスカッションメンバーの議論、質疑と続いた。 第2回ラウンドテーブル(Green-Table)「シェア経済を合理的に説明するために」 | 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 開催概要は以下の通り。 日時: 2012年10月18日(木)18時〜20時30分 会場: 国際大学グローバル・

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    yuiseki 2012/10/21
  • 夜に輝くモニュメント/プロジェクションマッピングの深淵な可能性 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■東京駅リニューアルを記念したプロジェクションマッピングの映像ショー 先日、NHKエンタープライズの エグゼクティブプロデューサーである、横大路氏からご案内いただいて、東京駅の丸の内駅舎で、東京駅リニューアルを記念してプロジェクションマッピングの映像ショーがあるというので、出かけてみた。(9月22日) http://www.jreast.co.jp/press/2012/20120906.pdf これは、東京駅丸の内駅舎保存・復原工事の完成を祝して、「TOKYO STATION VISION -トウキョウステーションビジョン-」と銘打って行われたイベントである。ちょうど、下記の紹介記事が非常にコンパクトかつ的確にこのイベントの概要をまとめてあるので、ご参考として引用させていただく。 同イベントはJR東日が主催し、企画・制作はNHKエンタープライズが手がける。今年のロンドンオリンピック開会

  • ショッピングモールから都市論の深みにはまってみる - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■どれも興味深い速水健朗氏の著作 編集者・フリーライターの速水健朗氏の著作は、『ケータイ小説的、”再ヤンキー化”時代の少女たち』*1を読んでファンになって以来、すべて読ませていただいている。『ほとんど誰にも注目されなかったり、一般にはネガティブなイメージなのに、その実重要な存在』を探り当てる速水氏の洞察力は非常に鋭く、その語り口も小気味いい。そのため、どの著作も大変興味深く、かつ読みやすい。おかげで、ヤンキー、ケータイ小説、バンド、歌謡、ラーメン等々、それまでまったく自分の視界に入っていなかった(あるいは見ることを避けてきた)もの、事象等が、俄然、時代を読み解く『鍵』に見えてくるという体験を何度もさせてもらってきた。 ■新著:『都市と消費とディズニーの夢』 その速水氏の新著である、『都市と消費とディズニーの夢』*2も、お盆休み前に早速手に入れて拝読した。今回も、自分が『ショッピングモール』

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    yuiseki 2012/09/13
  • LINEに見るWebサービスの勝利の方程式 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    だいぶん間があいてしまったが、株式会社MODIPHI主催のイベント(Web2.0) に参加したので、その時の感想を書き残しておこうと思う。 開催概要は下記の通り。 ・テーマ: マーケティングプラットフォームとしてのLINEの可能性 ・詳細: 2011年6月にサービス公開以来、約1年で世界230カ国、4,500万ユーザー、国内2,000万ユーザーを擁するサービスへと成長したスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」。急成長の要因・戦略を振り返りつつ、スマートフォンにおける新たなマーケティングプラットフォームとしての可能性について、解説を行います。 ・ゲスト:矢嶋 聡(やじま さとる)氏 ・プロフィール: 1978年生まれ、東京都出身。2000年に早稲田大学政治経済学経済学科卒業後、ネットベンチャーの立ち上げ、留学、PR会社勤務を経て、2008年にネイバージャパン入社。2012年1月、グルー

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    yuiseki 2012/08/18
  • 新次元に入った『厳罰化』問題/ルールとルールの戦争 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■あっさりと採決された『違法コンテンツダウンロードの厳罰化』法案 世間を、というより、ネット世論を非常に騒がせた『違法コンテンツダウンロードの厳罰化』法案は、反対の声も空しく、結局強引に採決が行われた。件は、対象者があまりに多い割に、対象者の側(多くの中高生を含む)の理解は決して進んでいるとは言えず、場合によっては社会に深刻な悪影響が及びかねない懸念もあり、公聴会等の手続きを何度も経る等、いつも以上に慎重であって欲しいと思っていたが、残念ながらいつも以上にあっさりと採決が行われてしまった。 違法ダウンロード厳罰化によって何が起こるか予想してみた:見て歩く者 by 鷹野凌 ■日の困った現状 この数年というレンジで見ても、IT・インターネットの市場や業界を間近に見る機会に恵まれている立場から言えば、日の法律はインターネット世界で起きている現実に明らかにキャッチアップできておらず、日の企

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    yuiseki 2012/07/02
  • 第9回ジオメディアサミット/嵐の前の静かな緊張感 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    2012年6月23日(土)、第9回ジオメディアサミットが開催されたので、参加してきた。 開催概要は以下の通り(敬称略)。 ・開催日時: 6月23日(土) 9:30 −12:30 ・開催場所:パシフィコ横浜 G空間EXPO内のイベント、「g空間WAVE2012 gコンテンツワールドxジオメディアサミット」の 第2部として開催 ・スケジュール 09:00 開場 09:30-09:35 開始、主催者挨拶 09:35-10:20 ライトニングトーク 10:20 休憩(10分) 10:30-11:00 講演1(30分) 11:00-11:30 講演2(30分) 11:30-12:30 パネルディスカッション(60分) ・ライトニングトーク 1. あなたのジオ開発を加速する!HeartRails Express / Geo API
発表者:ハートレイルズ 大久保康平 (id:kuboon)
2.「人」

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    yuiseki 2012/06/25
  • オープンデータ活用の活動をさらに活性化するために - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■オープンデータ活用をテーマとしたシンポジウム 欧米諸国と比較して公共データの活用がまだあまり進んでいないと言われる日においても、新産業創出や行政サービスの効率化等を目的に、オープンデータの活用を推進していこうという課題に取組むメンバーがいる。去る、5月31日(木)に、関連の研究者、技術者、自治体関係者、ジャーナリスト等が参集して公開シンポジウムが行われたので、出かけてみた。 公開シンポジウム「オープンデータが拓く未来 〜動き出した日の公共データ活用〜」 | 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター オープンデータが拓く未来 #glocom まとめ - 2012.5.31 - Togetterまとめ イギリス等海外の事例や、国内でも先進的な取組みを進める福井県鯖江市の事例等、非常に興味深かったし、そもそも情報通信基盤は世界最高水準でありながら、情報の活用においては他国の後塵を拝

    オープンデータ活用の活動をさらに活性化するために - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • ほんの少し強い『個人』になって『社会』に向かう生き方 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■転換点 最近、インターネットビジネス関連、特にソーシャルビジネスの周辺では『曲がり角』というか『転換点』を感じさせるトラブルが相次いでいる。昨年末の、べログのステルスマーケティング問題を皮切りに、Facebookのプライバシー問題、コンプガチャ等ソーシャルゲームの問題、クラウドファンディングのstudygiftの炎上と続き、いまだに火種は残り、問題はまだ終息するようには見えない。この気配を受けて、上場間もないFacebookの株価はとうとう30ドルの大台を割り込み(上場初日の高値は42.5ドル。時価総額換算では350億ドルが消えた勘定になる)、日のソーシャル各社の株価も年初来の安値を更新し続けている。 グリー、DeNAなど株価下落が止まらず ソーシャル各社、そろって年初来安値 - ITmedia ニュース いわゆる『ソーシャル』ブームで、ごく短期間に驚くべき急成長を遂げた各社が、市場

  • 『個』と『仕事』と『ソーシャル』を考えるにあたって - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■FTMフォーラム 第4回Green Table 開催概要 2月23日(木)に、国際大学GLOCOM主催のFTM フォーラム(Future Technology Management フォーラム。 議長:村上憲郎GLOCOM教授・主幹研究員、多様な人々を幸せにする「スマート社会」の構想と、その実現に必要な技術を取り巻く制度・カルチャー・企業経営を議論)の一貫で開催されているGreen Table (今後5年以内に社会の中心を担う世代の研究者、経営者、技術者、社会活動家をコアメンバーとしたラウンドテーブル)の第4回目が開催されたので参加した。 これで4回シリーズのうち、2〜4回に3連続で参加することになり、この場の雰囲気、メンバーの個性等知る事が出来て、大変楽しかった。議論は毎回収斂するより拡散する事が多く、最終回の今回もシリーズ全体の雰囲気を象徴するようにパネラーと会場が入り乱れて大いに議

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    yuiseki 2012/05/10
  • 津田大介氏の真骨頂を知る事ができる新著『動員の革命』 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■ツイッター利用の第一人者:津田大介氏 アジャイルメディア・ネットワーク社(AMN)の現社長徳力氏は、『ブログがなければ今の自分はない』と、おりにふれて語る。彼は、ブログが日でもブレークした2000年代の半ば頃、一早くその可能性に気づき、ブログを最大限活用することによって自らの知名度を上げた日のインターネット界のリーダーの一人だ。 だが、双方向メディアの主役がブログからツイッターへシフトし始めたころ、字数制限はあるもののリアルタイム性と伝播性に優れるツイッターの特性を一番理解して最大活用したのは津田大介氏であることは誰しも認めるところだろう。『津田る』と言われた、ツイッターを利用したリアルタイムの怒濤のようなレポートは、私自身、彼が現場から発信している姿を何度か見て、目を見張る思いをした記憶がある。これは同時にインターネットの変転のスピードの速さを実感する出来事でもあった。 ■津田氏と

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    yuiseki 2012/05/08
  • FTMシンポジウム/スマート社会のビジョンとテクノロジーを提言する - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■開催目的/概要 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)主催で昨年10月に発足したフューチャー・テクノロジー・マネジメント(FTM)フォーラム(村上憲郎議長)の半年間の討議の結果を提言としてまとてめて公表し、さらに当日その内容をもとにパネルディスカッションを行うというプログラムでシンポジウムが開催されたので、参加してきた。 開催目的/概要は以下の通り。 ・開催目的 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)は2011年10月、日を覆う閉塞感を打ち破り、技術やイノベーションのあり方を根から見直し、技術と社会の未来を考えるために、フューチャー・テクノロジー・マネジメント(FTM)フォーラム(村上憲郎議長)を発足させました。そして、この半年間、「日のスマート社会を構想する」をテーマに、発送電分離による電力産業の再編、スマートグリッドとスマート

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    yuiseki 2012/05/01
  • 過去に類がない徹底したマスコミ分析/『「当事者」の時代』 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■佐々木俊尚氏の新著 ジャーナリストの佐々木俊尚の『「当事者の」時代』*1を読了したので、読後の熱気がさめやらぬうちに感じたことをまとめておきたい。 ■情報発信行為を行う人は皆読んでみるべき 最近では佐々木氏の言説は、メールマガジン始め、インターネット記事からTwitterによるツイート、さらにはUstreamやニコニコ動画等での議論に至までできるだけフォローするようにしているため、今回の著書における佐々木氏の問題意識や、現段階での結論等ある程度は予測できるつもりで読み始めたが、そんな私の甘い認識はあっさりと打ち砕かれた。今回も氏のポケットの多さと深さに舌を巻くことになったし、駆使される分析装置も、歴史的な探求の鋭さも、事前の予想をはるかに超えていた。そういう意味では、いつものように『心地よく打ちのめされた』のだが、同時にお気軽なブログを書いている私でさえ自分なりに『当事者』であるためには

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    yuiseki 2012/03/28