紀元前190年からこの地に存在していたアルメニア王国。アルメニア王国は、黒海、カスピ海、地中海にまで達する大アルメニア王国となるが、各国の勢力戦争に巻き込まれ、繁栄と衰退を繰り返しつつ、最終的には1375年にマムルーク朝により滅ぼされたという。 アニ遺跡は、アルメニア旧王国の首都であったアニ(現カルス)にある遺跡。アニには、アルメニア教会の総主教庁が置かれており、合計で1001もの教会が点在しながら存在した。現在は大部分が朽ち果ててしまったが、当時最高峰といわれていたアルメニア人の石工技術により、その面影は今尚健在である。
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