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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (10)

  • 麻生発言でこれ以上騒ぐな : 池田信夫 blog

    2013年08月01日12:31 カテゴリメディア 麻生発言でこれ以上騒ぐな 問題の麻生発言の全文とみられるものが朝日新聞のデジタル版に出た。共同や読売が問題にしたのは、次の部分だ。昔は[靖国神社に]静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。ここにはいくつか事実誤認がある。まずJBpressにも書いたように、ナチスは全権委任法でワイマール憲法を換骨奪胎したのであって、憲法は改正していない。第2に、全権委任法は「だれも気づかないで変わった」のではなく、ヒトラーが国会放火事件を口実にして共産党を拘束する

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  • 左右の社会主義をもう清算しよう : 池田信夫 blog - ライブドアブログ

    2013年07月25日12:20 カテゴリ法/政治 左右の社会主義をもう清算しよう 昨夜の霞ヶ関総研は夏野総研までなだれ込んで、「あなたの知らない戦後の黒歴史」で3時間以上盛り上がった。石川さんも夏野さんも私より10年ぐらい下で、内ゲバは知らなかった。ニコ生のスタッフも「大学の中で殺しがあったなんて知りませんでした」と驚いていた。 学生運動といえば、安田講堂の攻防戦とか連合赤軍とか突出した事件しか人々の記憶に残っていないと思うが、私の時代までは学生の半分ぐらいは何らかの形で左翼にかかわっていた。共産党系の民青もいたが、流行していたのは新左翼で、東大では革マルが多かった。中核と革マルは、もとは革共同という同じ団体の分派だから似たようなものだが、この両派の内ゲバが一番ひどかった。 戦後の左翼の元祖は共産党で、終戦直後には山村工作隊や火炎瓶闘争などの暴力革命路線をとり、セゾングループの堤清二氏な

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  • 「読書人」としての東洋的官僚 : 池田信夫 blog

    2011年08月05日00:44 カテゴリ法/政治読書人」としての東洋的官僚 経産省の首脳人事については、いろいろな憶測が乱れ飛んでいるが、これで官邸と経産省の亀裂が決定的になったことは間違いない。霞ヶ関の首相に対する不信感は深刻で、ある官僚は「官邸で首相とすれ違ったとき、思わず殴りたくなった」といっていた。 私は更迭される幹部の政策がよかったとは思わないが、彼らが事故を防げたはずもない。公平に見て、官僚は地道に震災に対応してきたと思う。原子力行政を混乱させた張人は首相である。今回の処分は、業績不振の会社の社長が、自分の責任を棚に上げて役員のクビを全部切るようなもので、こんなことをしたら会社はめちゃくちゃになる。 つくづく思うのは、日で官僚に期待されている役割と、法律で決まっている機能に大きなギャップがあるということだ。法律上は、政策を決めるのは政治家で、官僚はその政策を執行する

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  • 旧メディアは死なない : 池田信夫 blog

    2010年12月01日23:18 カテゴリメディア 旧メディアは死なない きのうのBLOGOSシンポジウムで田原総一朗さんもいっていたが、日のメディアをめぐる状況で驚くべきなのは旧メディアが没落することではなく、それが意外に没落しないことだ。 私がNHKに入った1970年代にも「ニュースはテレビで見る時代だ。新聞は終わる」といわれていたが、そうはならなかった。80年代に衛星やケーブルが出てきたときは「地上波は終わりだ」といわれたが、そうならなかった。90年代にインターネットが出てきたときも「テレビは終わりだ」といわれたが、いまだに日人のテレビ視聴時間は1日3時間30分で、10年以上ほとんど変わらない。 これは新聞の場合には、宅配と再販制度によって固定客をつかまえていることが大きい。ウェブ版にも全文は出さず、1ヶ月ぐらいで記事を削除するなど、各社が談合して紙の新聞に劣る媒体にしている。テ

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    yuki_2021
    yuki_2021 2010/12/03
    最近思う事が、旧メディアは速報性ではなくて分析性で生き残るべきでないかなと思う。連日のデマ騒ぎで特に。
  • 衰退先進国イタリア : 池田信夫 blog

    2010年11月28日11:16 カテゴリ科学/文化 衰退先進国イタリア きのうの記事に、ツイッターで「イタリアに似てきた」というコメントがついたので、おもしろ半分にChikirinの日記の記事を紹介したら、大反響だった。たしかに(政治)ぐちゃぐちゃ。こんな奴が首相でいいのか?と言いたくなるレベル (首都)世界の人が憧れる大都市。ユニークに熟れた都市文化が存在 (教育)この国の教育レベルが高い、などという人は世界にいない (事)世界トップレベルの美味しさ。 世界中でブームが定着といった特徴は、日とよく似ている。しかし最大の違いは、イタリア人はそういう現状に満足しているのに、日人は悲観しているという点だ。自殺率を比較すると、日は10万人あたり24.4人で主要国でトップなのに比べて、イタリアは6.3人で最低。これはカトリックなので自殺の禁忌が強く、自殺を事故として申告するバイアスもある

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  • 自衛隊は「暴力装置」である : 池田信夫 blog

    2010年11月19日00:08 カテゴリ法/政治 自衛隊は「暴力装置」である 仙谷官房長官の「自衛隊は暴力装置」という国会での発言が問題になり、撤回して陳謝したが、撤回する必要はない。自衛隊はれっきとした軍隊であり、軍隊とは暴力装置に他ならない。これに抗議している自民党は、自衛隊を災害救助隊だとでも思っているのか。正確にいうと、暴力装置は国家である。マックス・ウェーバーは、主権国家を「合法的な暴力の独占」と定義した。これは『国家と革命』におけるレーニンの定義で、最初に提唱したのはトロツキーだとされる。 レーニンは、国家を物理的な暴力(Gewalt)と心理的な権威(Macht)によって成り立つブルジョア階級の統治機構と考え、そのコアにあるのが軍事力だと考えた。この規定が正しかったことは、彼の革命が成功したことによって確かめられた。その後のロシアが悲惨な運命をたどったのも、レーニンの掌握した

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  • 日本人はなぜリスクをゼロにしようとするのか : 池田信夫 blog

    2010年08月20日16:56 カテゴリ科学/文化人はなぜリスクをゼロにしようとするのか 佐々木俊尚氏がツイッターでこういう疑問を出している:よく言われることだけど、日は「リスクはゼロにすべき」と思ってる人がやたらと多く、リスクマネジメント(リスクを減らすコストとリスクが生むコストを天秤にかける)の意識が欠如している。なぜそういう思考にいかないのか。日人の民族性となんか関係があるんだろうか。これは私もブログ記事で書いたことがある。行動経済学の実験によれば、必ずしも日人がリスク回避的とはいえないようだが、資産構成をみるかぎり先進国では群を抜いてリスク回避的だ。その理由は(前の記事でも書いたが)組織内のコーディネーション様式と関連していると思う。次のような状況を考えよう:2機の戦闘機が同時に敵艦を攻撃する。2機で攻撃すると撃沈できるが、1機だけだと撃墜されてしまうとする。ここで一

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  • クリエイターをいかに食わせるか : 池田信夫 blog

    2010年05月28日23:20 カテゴリITメディア クリエイターをいかにわせるか きょうiPadが発売された。それに合わせてアゴラブックスも営業開始する予定だったのだが、システムトラブルで来週の月曜に延期せざるをえなくなった。申し訳ありません。その代わりといってはなんだが、Ustreamで湯川鶴章さんと田代真人さん(アゴラブックス取締役)とやった鼎談の評判がよかったので、紹介しておこう(画像をクリックすると再生)。 2000年代は、コンテンツ産業の「失われた10年」だった。1999年に登場したNapsterに恐れをなした音楽産業が「著作権」をふりかざし、訴訟や警察によって消費者を脅かして既得権を守ろうとした。その後の大混乱によってもうかったのは弁護士だけで、訴訟によって音楽産業の衰退を止めることはできず、RIAAやJASRACは「利権団体」として批判を浴び、コンテンツ産業は萎縮してし

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  • 約束の破り方 : 池田信夫 blog

    2010年05月26日02:47 カテゴリ経済 約束の破り方 鳩山首相の沖縄に対する「約束」が守れなかったことが大問題になっている。しかし彼が野党党首だったころ適当にした約束が、政権について実務的に検討したら守れなくなるのは、当たり前だろう。消費税にしても子ども手当にしても、マニフェストを守ることより現実をみて修正するほうが大事だ。 しかし日人は約束を大事にする。世界的にみても、日人ほど律儀に約束を守る国民はいないのではないか。日の会社では納期を守るのは絶対で、1日でも遅れると取引を打ち切られても文句はいえない。その義理堅さが日人の信用になっているのだが、今のように約束がどうしても守れないときは、これが変化の障害になる。 契約理論では、サンクコストは無視して約束を破ることが事後的には合理的だと教える。しかしそれを人々が予想すると、事前の過少投資が生じる。この問題を解決する方法は、理

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  • 天皇制と2ちゃんねる : 池田信夫 blog

    2010年05月02日02:23 カテゴリIT経済 天皇制と2ちゃんねる きのうのニコニコ生放送は、「ネット上の誹謗中傷を考える」というテーマで、3時間もつのかな・・・と思っていたら、冒頭から田原総一朗さんが「私はネットはよくわからない」といって30分ぐらいで題を切り上げ、「天皇制は是か非か」といったすごい話題になった。そのとき、無理やり題に戻そうとして、私が「2ちゃんねるは天皇制の鏡像だ」と話したのが、意外に受けたので、ここで解説しておく。 昔のコラムで書いたように、2ちゃんねるのパワーの源泉は、会社に不満をもちながら、それを上司にはいえない平社員のストレスだと思う。そこでは、会社は定年まで脱出できない共同体として自分のアイデンティティでありながら、他方では組織の強い同調圧力がストレスの原因になっている。このように会社の求心力が強いのは、日が平和だったため国家の最高指揮官としての天

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    yuki_2021
    yuki_2021 2010/05/02
    「ネット上の誹謗中傷」 → 「天皇制の是非」 → 「2chは天皇制だ」<イマココ
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