墨田区に「赤ちゃんポスト」計画 都内２例目、賛育会病院が2024年度 内密出産、相談事業も
社会福祉法人賛育会（東京都墨田区）は28日、親が育てられない子どもを匿名でも預かる「赤ちゃんポスト」を2024年度中に、同区の賛育会病院に開設する計画を明らかにした。実現すれば慈恵病院（熊本市西区）の「こうのとりのゆりかご」に続き、医療機関では2カ所目となる。病院だけに身元を明かす「内密出産」や、事情を抱えた妊婦の相談事業にも取り組む。 賛育会によると、予期しない妊娠に悩み孤立出産する女性の増加や、相次ぐ新生児の遺棄事件を背景に、19年から検討を重ねていた。慈恵病院にも視察に訪れたという。 赤ちゃんポストと内密出産の受け入れ体制は今後、法人内や東京都、墨田区との協議で詰める。計画では、来年4月から「妊娠SOS相談」として妊婦の相談事業を開始。助産師や社会福祉士など相談対応の経験がある専門職を配置し、週3日は夜間の電話相談にも応じる。 賛育会病院は病床数199。産婦人科のほか小児科、内科など
関東大震災の１年前にも朝鮮人虐殺が起こっていた - 読む・考える・書く
うかつにもまったく知らなかったのだが、実は関東大震災の１年ほど前にも日本国内で朝鮮人の虐殺事件が起きていたことを最近教えてもらった。 中津川（信濃川）朝鮮人虐殺事件という。※中津川は信濃川水系に属する河川の一つ 朝鮮新報（2022/12/27） 【特集】中津川朝鮮人虐殺から100年～アイゴ谷と呼ばれた地～ 新潟県津南町、日本一の豪雪地といわれるこの場所で、かつて朝鮮人労働者らが虐殺、虐待される凄惨な事件が起きた。1922年、関東大震災朝鮮人虐殺の前年にあった「中津川朝鮮人虐殺事件」だ。 事件は、同年7月29日付の読売新聞が「信濃川を頻々流れ下る鮮人の虐殺死体」という見出しで大々的に報じ、当時日本の植民地支配下にあった朝鮮半島にまで広く知れ渡るようになった。その後、在日朝鮮人による調査団が組まれるなど、当事者らの真相究明活動で明らかになった惨たらしい事実―。 それは、新潟県中津川の上流に建設
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