VTR手法を持ち込んだ24時間テレビ 日本テレビの24時間テレビを見ていると、それぞれのコーナーの終わりにクライマックスが来るように、すべてのコーナーができていることに気づかされる。たとえば、マラソンがそうだ。あらかじめ、時間内に到着されるように出発点が決められているのである。本来、生放送では、何が起こるかわからない、ドキドキ感があるはずなのに、それを押し殺しているのである。いわば、水戸黄門の印籠のように。 僕は、「捏造はなぜ止まらない?」で引用した、 ある釣り好きな作家が、某国の幻の魚に挑むつり紀行番組です。幻の魚といわれるだけであって、なかなか釣れません。滞在期限も迫って、もうダメかと思われた最後の日、遂に幻の魚を釣りあげたのでした。というのが番組の構成ですが、実は取材の初日に、幻の魚は釣り上げられていたのです。 (中略) こうした構成にしなければ、番組に与えられた一時間とか二時間と
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