銀ねず @ginn_nezz 【1】衣うつひびきは月のなになれやさえゆくままに澄みのぼるらむ/藤原俊成 #waka #jtanka 久安百首、秋。新勅撰入集。初句「衣うつ」は、いわゆる「擣衣(とうい)」で、衣服を叩いて皺を伸ばすこと。季節関係なく行うでしょうに、とりわけ秋の歌によくでてきます。 2017-01-21 08:32:36 銀ねず @ginn_nezz 【2】衣うつひびきは月のなになれやさえゆくままに澄みのぼるらむ/藤原俊成 #waka #jtanka なぜ秋なのかというと、平安貴族の間で大流行した『白氏文集』の詩句に、こんなのがあるからです→「誰家思婦擣帛/月苦風凄砧杵悲/八月九月正長夜」。衣を打つのは女性で、秋の夜。 2017-01-21 08:33:29 銀ねず @ginn_nezz 【3】衣うつひびきは月のなになれやさえゆくままに澄みのぼるらむ/藤原俊成 #waka #j