ロンドン(CNNMoney) 「ハービー」に「イルマ」に「マリア」。カリブ海で発生したハリケーンが今年は猛威を振るっているが、こうした強力なハリケーンが引き起こす被害を低減しようと、取り組みを進めている新興企業がある。抑止の鍵は、洪水の予測と貯蔵する水の量の調整だ。 米国に拠点を置くオプティは、各都市が洪水を予測し、降った雨の貯水や排水をより良くコントロールできるよう支援するためのテクノロジーの開発を進めている。 オプティはすでに投資家から1100万ドルを超える資金調達を行っている。 町を洪水から守るひとつの方法は、貯水池を利用することだ。嵐が来た際には、雨がそうした池に流れ込み、そこに水がたまる。 しかし、大規模な嵐だと貯水池が扱えないほど大量の水がもたらされる。結果として、頻繁に水があふれ、川などに流れ込み、堤防を決壊させて、洪水が引き起こされる。 オプティは天気予報を監視するソフトウ
日立製作所の企業城下町で、下請け工場が居並ぶ茨城県日立市。そこで今、理論物理学者から中小企業社長に転身した菊池伯夫さん(40)が、世界初という土木工事不要の水力発電機を、ヒマラヤの山村に届けようとしています。英オックスフォード大で博士号をとり、世界で研究してきた菊池さんは、畑違いに思える経営も「誰もしたことのないことに挑むという意味で、研究に似ています」。電気普及を足がかりに災害予測までしてしまおうという菊池さんに、その研究者流ビジネスを聞きました。(朝日新聞・長野剛記者) 【写真特集】なぜ今まで思いつかなかった! オックスフォード大博士の中小企業社長が開発した水力発電機 菊池さんが社長を務める茨城製作所は、従業員約100人のモーターのメーカー。祖父の代から続く会社で、製品は主に日立グループに出荷しています。2013年、菊池さんが主導して開発した初の自社製品、小型水力発電機Cappaは、大
郊外に比べて都市部ほど気温が高くなる現象を「ヒートアイランド現象」と呼びますが、この主な原因とされるアスファルトやコンクリートと共生するための「スポンジシティー」構想がドイツ・ベルリンでは都市部の開発に取り入れられているそうです。 Berlin is Becoming a Sponge City - YouTube 高層ビルなどの建物の多い都市では、コンクリート・ガラス・スチールでできた人工物が多く存在します。 人工物は熱を吸収し…… 水をはじくため、「ビル熱」や「照り返し」などで暑い夏がさらに暑く感じられるようになってしまいます。 そんな都市部の熱問題に対して、ドイツのある都市で一風変わったアプローチがスタートしています。 そのアプローチというのは、雨水をうまく活用するという、「スポンジシティー」構想です。 「スポンジシティー」における基礎的な考えは、「雨水を都市部に残しておく」というも
スーパーコンピューターをはるかにしのぐ計算能力を発揮すると期待されている 「量子コンピューター」 。その実現は、今世紀後半になるとも言われていましたが、6年前、カナダのベンチャー企業D-Wave Systems社が、世界に先駆け実用化モデルを発売。一部の専門家の間からは、本物かどうか懐疑的な見方が出たものの、グーグルやNASA=アメリカ航空宇宙局など世界のトップ企業・研究機関が購入し、従来の高性能コンピューターの1億倍のスピードが確認されたことで、世界に衝撃を与えました。スーパーコンピューターをもってしても解けない複雑な問題を解決できると期待される量子コンピューターは、人工知能や画期的な新薬の開発などへの応用を通じて世界をどう変えていくのか。今月、東京で開かれた量子コンピューター国際会議を取材しました。(科学文化部・斎藤基樹記者) 量子コンピューターをめぐる世界最先端の研究成果が報告される
お寺をドローンで撮影した点群データを、SYMMETRY alpha で再生した例 VR(バーチャルリアリティ)制作ソフトウェアを開発するスタートアップ DVERSE(ディヴァース)は9日、同社の VR ブラウザ「SYMMETRY alpha(シンメトリ・アルファ)」に、建築土木で利用される点群データ(point cloud = 地形、建物の3D座標及びRGBのカラー情報)を取り込み、建築土木の工程を効率化する実証実験を開始すると発表した。実証実験の詳細については、本日午後、長野市内で開催される生コンクリート業界のコミュニティ「GNN(元気な生コンネットワーク)」の技術勉強会で、DVERSE の創業者 兼 CEO 沼倉正吾氏が登壇・発表する予定だ。 この実証実験に際し、DVERSE は、一般公開版では CAD データ(SketchUp ファイル)しかインポートできない SYMMETRY al
2016年にもなって、まだ醤油に関してこんなことを言っている人がいるとは……という記事がありました。 こちらなんですが、読まなくていいです。PVを稼がせるのもあれなんで、URLはhを取る昔ながらの手法です。 ttp://kininal.me/recommended-food01-soy-sauce/ 全項目に関してツッコミどころが満載という、ものすごいひどい勉強不足の記事です。このサイトで醤油のことに関して書いているのはこれが初めてじゃなく、空気に触れない容器の醤油は危険とかいうこれまたひどい嘘記事を書いていたことがあったので、もうきちんと修正をしてやろうじゃないかと。 こういう記事に関して、どれだけ真に受ける人がいるのかはわからないんですが、世間一般に言われている醤油に関する誤解は一度きちんと解いておいた方がいいのではと思いました。よくよく考えてみたら、書籍や同人誌では書いていても、We
テスラモーターズやSpaceXを率いるイーロン・マスクが考案した「Hyperloop(ハイパーループ)」は、時速1000kmを超える超高速走行が可能な次世代の乗り物で、Hyperloop TechnologiesとHyper Transportation Technologiesという2つのチームが開発競争を行っています。そのうち、Hyperloop Technologiesが、アメリカの砂漠についにHyperloop試験走行用のチューブの建造をスタートさせ、その様子が公開されました。 New Video Shows Hyperloop Tubes Sitting in the Nevada Desert | Inverse https://www.inverse.com/article/9950-new-video-shows-hyperloop-tubes-sitting-in-the
今日はシリーズCのファイナンスとして43億円の資金調達が完了したリリースを出しました。企業としてはもう一段上のステージを目指そうと思います。このブログを更新することはもう滅多になくなりますので、これまで何を考えてやってきたかを改めてまとめておくことにしました。 外貨を稼ぐロールモデルを作る 2010年頃から「外貨を稼げなければ日本の企業は未来がない」と考えるようになっていました。日本の人口は減少を続けていて、国内の産業が縮小していくのは確実だからです。一方で、企業としては短期的に見れば国内にリソースを集中したほうが効率的ですし、東京の出来上がってるエコシステムに乗っかったほうが成功確率は高いのは間違いないです。 経営判断としてはそれが『正解』であること、経営者としてそれを求められていることも本当はよく理解していました。 ただ、同じレールに乗ればこれまでと同じ場所に辿り着くのは見えていたから
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