財務報告の適正性を確保するために内部統制に取り組む企業や,その監査を行う個人・組織が参考にすべき実務的なガイドライン「実施基準」。金融庁の「企業会計審議会 第14回内部統制部会」は,この実施基準の草案(以下,実施基準案)について11月6日に議論し,その内容を同8日に公開した。 既報通り(関連記事1,関連記事2),実施基準案は,(1)「内部統制の基本的枠組み」,(2)「財務報告に係る内部統制の評価及び報告」,(3)「 財務報告に係る内部統制の監査」という,合計約80ページの3つの文書で構成する。これらの文書の“中身”はいったい,どのようなものなのか。第14回内部統制部会で議論の対象となった(1)と(2)の詳細な内容を,2回に分けて報告する((3)は11月20日に開催される第15回内部統制部会で議論される)。 今回の前編では,組織の規模や形態などに関係なく,内部統制の評価・報告・監査を実施する
コンテンツ連動広告で稼ぐ人々(1) - MFAサイトとは? 公開日時: 2006/11/13 13:01 著者: 渡辺隆広 ここ最近、Googleがアドワーズ広告(検索ネットワーク/コンテンツネットワーク)における広告主の最小入札価格を決める「品質スコア(Quality Score)」に、ランディングページ評価判断の要素を加えて、かつ、その品質評価を改善しています。ほとんどの広告主にとって実質的な影響はないのですが、そもそもなぜ、Googleはランディングページの品質判断を行っているのでしょうか。それはMFA(Make for Adsense)サイトの排除に関係があると言われています。今回はこのMFAについて解説をします。 MFAとは、Googleアドセンス広告(あるいは、その他コンテンツに連動するクリック課金方広告)で稼ぐこと「のみ」を目的に開設されたサイトを指します。サイトに
ケータイビジネスを語る際、端末に組み込まれる機能を開発する「端末組込」のビジネスと、でき上がった機能を使った「サービス立案」のビジネスの両方について考える必要がある。 端末組込の側では、1年後に発売される端末には何の機能を実装するか、ユーザーがその機能を使うシーンを想像し、ビジネスのイメージをあわせ持った上で開発していくことが必要だ。その結果として生まれてきたケータイアプリケーションが電子メールであり、Javaアプリであり、デジタルカメラであり、ワンセグチューナーであるわけだ。 一方、サービス立案の側では、端末に組み込まれた機能を使いユーザーに受け入れられるビジネスを組み立て実現することで、ビジネスを広げていくことができる。その結果生まれたのがiモード公式サイトでの課金コンテンツ販売やケータイを利用したプロモーション、ケータイを利用した業務システムなどだ。 両者は、まったく別のレイヤーでそ
米GoogleによるYouTubeの買収や,ソフトバンクと米News Corporationの提携よる「MySpace日本版」(関連記事)の発表など,ここのところオンライン・コミュニティ・サービス市場における業界の動きが激しい。そうしたなか,米国で大きな話題を集め,個人だけではなく大手企業も次々と参加しているサービスがある。「Second Life」である。 目的や行動に制約のない仮想世界 Second Lifeのユーザー数(登録アカウント数)はこの10月半ばに100万に達した。本稿を執筆している11月9日時点ではすでに130万を突破したという。今,ものすごい勢いで参加者が急増している。日本語版のサービスもまもなく公開されるという(写真1)。 Second Lifeは,クライアント・ソフトをパソコンにダウンロードして楽しむMMORPG(多人数参加型オンライン・ロールプレイング・ゲーム)のよ
コラム:自分戦略を考えるヒント(10) 転職で重視される「キャリアビジョン」の創り方 ~将来のビジョンは500字で書いてみよう!~ 堀内浩二 2004/4/15 こんにちは、堀内です。2004年3月にリニューアルした@IT自分戦略研究所の中で、転職者に好評をいただいている「@ITジョブエージェント」。わたしも、ビジョンのある転職を応援するために「転職プランセルフチェック」の開発に協力しました。早速「@ITジョブエージェント」を使って自分のキャリアを考えてみた青木隆さん(仮名・31歳)から、こんな質問が……。 ■余裕のあるときにキャリアビジョンを考える 青木 先日公開した「あなたの『転職活動』は間違っている!」という記事はドキッとするタイトルでしたね。 堀内 タイトルは編集局で付けてくれるのですが、サイトリニューアルのタイミングに「@IT自分戦略研究所らしい」転職活動を提案しようということで
春や秋は花がきれいな季節。そこで花の写真をあれこれ撮りに行ってみた。 花の写真を撮るのが趣味の人じゃなくても、艶やかな花がそこかしこに見られると、ちょっと撮ってみようと思うのが人情というもの。あまり凝らずに軽く撮ってみるべし。 バラと露出 バラというと普通は5~6月の初夏に咲くものだけど、バラ園では秋にもう一度開花させるのが普通のようで、秋にもいろんな品種を楽しめるのである。 というわけで最初は華やかなバラから。 おおざっぱにいって、花を撮るときはマクロモードで近寄って花自体を撮るか、背景も考えて花のある写真を撮るか。どちらからアプローチするかは撮る人の「まなざし」次第。 まずは花をマクロモードで大きく撮ってみよう。 バラにしろ何にしろ、まず「どちらの方向から撮るか」を考える。花びらの開き方を見て、どの角度から撮るといいか(もちろん感じ方は人それぞれだが)、どの方向から撮ると光がきれいにみ
日曜日の日経新聞によると、大学新卒でフリーターやニートになる人が減少しているそうです。 企業が新卒の積極採用に乗り出したのを受け、定職を持たない若年の「フリーター」や、働く意思がなく教育も受けていない「ニート」になる人が減っている。2006年春に大学を卒業してフリーター・ニートになった人は9万9千人と10万人を割り、ピークの03年の3分の2になった。 … 大卒者の数自体は増えているものの、就職・進学者がそれ以上のペースで増えたのが理由で、企業が新卒者を大量採用している要因も大きい。日本経済新聞社の調査では07年春に入社予定の大卒の内定人数は前年比13.3%増と三年連続で増加。就職を希望しながら就職できず、やむを得ずフリーターやニートになる人が減っている。 厚生労働省などの推計では、フリーターの総数は05年時点で201万人、ニート(無業者)は64万人。フリーターは03年をピークに減り始めてお
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書) 作者: 城繁幸出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/15メディア: 新書購入: 17人 クリック: 447回この商品を含むブログ (613件) を見るキャリアデザインマガジンのために書いた書評です。 よほど、富士通が腹に据えかねているのでしょうか。富士通の実態もこうはひどくないと思いますし、日本全体でもこんな状態ではないと思うのですが…。それに対する批判はけっこうまとも(言い換えれば平凡)なので、個別の事例については当たっているケースもあるでしょう。 なかなか評価の難しい本なのだが、基本的には年功序列というシステムと、それをよしとする「昭和的価値観」を批判した本といえそうだ。さすがに、それなりにまとまった人事管理の経験を持つ人だけに、年功序列の弊害に関する指摘はなかなかいいところを突いている。社会保障に関
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