(CNN) イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃を批判した風刺漫画が25日、複数の新聞やウェブサイトに掲載され、ユダヤ人団体が相次いで抗議声明を出した。 問題の漫画は、政治漫画家として知られるパット・オリファント氏が執筆。米紙ニューヨークタイムズやワシントンポストのウェブサイトなどを通して公開された。子どもを抱いた「ガザ」という名の女性が小さく描かれ、そちらへ向かって頭部のない、革長靴をはいた兵士のような人物が、ナチス式の足取りで行進する。この人物は片手で剣を掲げ、もう一方の手で、ユダヤ教の象徴である「ダビデの星」を押して歩いている。 これに対し、米ユダヤ人団体のユダヤ名誉毀損防止連盟(ADL)は同日、「ダビデの星とナチスを連想させる人物像が並べて描かれ、極度に反ユダヤ的だ」とする声明を発表。ユダヤ系人権団体のサイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)も「ナチスやソ連時代の宣