そういえば、児童書の老舗・ポプラ社が2009年3月から出している新しい伝記シリーズ30巻では、北里柴三郎、二宮金次郎、一休、リンカーン、ノーベルなどが消え、漫画家・手塚治虫や映画監督・黒澤明、ホンダ創業者の本田宗一郎などが取り上げられていることが話題となっていたけれど……。 それにしても、なぜ唐突に木村カエラ? しかも、ハードカバーのかっちり感や渋めのやや野暮ったい装丁、本文の大きな文字なども、どこらへんの層を狙っているものなのかわからない。 木村カエラといえば、近年は「Butterfly」が結婚式の定番ソングになっていたり、屋根の上で妙な踊りをしてたり(※CM)、そりゃ、ある一定の年代の女性にはなんだか人気があるけれども。 優雅にスローに作業するレジの女性に「頼むから早くカバーをかけてくれい~!」と心の中で懇願しつつ、こっそり購入してみた。 気になる中身は……。 冒頭から「すてきなカップ