日本の裏側、イギリス南部ブライトンの地から、地べたの目線で、イギリスと日本と世界を串刺しにする鋭い通信を送信し続ける在英20年の底辺託児所保育士、ブレイディみかこさん。 近年、『アナキズム・イン・ザ・UK』『ザ・レフト』を著し、「ele-king」やyahoo newsだけではなく、「月刊みすず」、季刊誌「atプラス」などの媒体でも、彼女の「地べたの目線」が感じられる記事を読む事ができます。 一月、この夏に刊行予定の書籍の取材で一時日本に戻られたブレイディみかこさん。二月上旬、ご多忙中にもかかわらず、AEQUITASは懇談する機会をもたせてもらうことができました。ここに懇談のすべてをお届けします。 ブレイディみかこ(BRADY Mikako) 1965年、福岡県出身。1996年からイギリス在住、現在南部のブライトンに在住。保育士。ライター。著書に『アナキズム・イン・ザ・UK——壊れた