PC遠隔操作・片山被告「話す気満々」12日・初公判で異例の1時間陳述へ 遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから爆破予告や無差別殺人などの犯罪を予告したとされるPC遠隔操作事件で起訴された元IT会社社員・片山祐輔被告(31)の初公判が12日、東京地裁で開かれる。主任弁護人の佐藤博史弁護士(65)によれば、検察側が請求した証拠637点についてすべて同意した上で、無罪を主張する方針。片山被告本人も約1時間の冒頭陳述を行う予定だ。 昨年2月10日に威力業務妨害の疑いで片山容疑者が逮捕されてから丸1年。ようやく真相解明に向けての法廷が開かれる。10日に片山被告と面会した佐藤弁護士は「逮捕されたときよりも少し太ったみたい。拘置所で腕立て伏せみたいな運動でもすればいいんだけど、甘いものを食べていたようです」と被告の近況を明かし「本人は無実を晴らすため、話をする気は満々です」と話した。 初公判では午前中に