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ブックマーク / m-kikuchi.hatenablog.com (8)

  • 『ハイスコアガール』新旧比較 - マンガLOG収蔵庫

    先日、『ハイスコアガール』の6巻が発売されました。 ハイスコアガール(6) (ビッグガンガンコミックススーパー) 作者: 押切蓮介出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2016/07/25メディア: コミックこの商品を含むブログ (14件) を見る SNKプレイモアとの諸々のトラブルならびに和解を経ての、実に2年7ヶ月ぶりの新刊となります。万感の思いといった趣がありました。 それに合わせて、絶版状態になっていた既刊1〜5巻に関しても、『ハイスコアガール CONTINUE』と改題されて同時発売。各巻に新規描き下ろしエピソードが収録されている他、加筆修正も加えられているとのこと。 そして気になってしまうのが、どのような加筆修正が加えられているのかという点です。そんな訳で、些か下世話なのかもしれませんが調べてみることにしました。 既刊箇所ではありますが内容にも少なからず触れますので

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    zenibuta 2016/07/28
  • マンガのトリミング・リメイクの事例 - マンガLOG収蔵庫

    皆さん「水木しげる漫画大全集」は全て購入しているかとは思いますが、今月(2015年3月)の配は『ゲゲゲの鬼太郎』4巻と『昭和史』2巻でした。 ゲゲゲの鬼太郎(4) (水木しげる漫画大全集) 作者: 水木しげる出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/03/03メディア: コミックこの商品を含むブログ (5件) を見る昭和史(2) (水木しげる漫画大全集) 作者: 水木しげる出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/03/03メディア: コミックこの商品を含むブログ (2件) を見る このうち、『ゲゲゲの鬼太郎』4巻のほうには、「マガジン」版の『ゲゲゲの鬼太郎』に加え、単行初収録となる「たのしい幼稚園」版『ゲゲゲの鬼太郎』が収録されています。当然自分も初めて目にする作品でしたが、内容的にも興味深いものでした。 たのしい幼稚園版、読んでみると判るのですが、マガジン版をトリミングして

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    zenibuta 2015/03/12
  • ジャンプコミックス巻末の完結作品一覧はいつ消えたのか - マンガLOG収蔵庫

    『ニセコイ』の最新刊を読んだりしていた際、ふと思った訳です。 そういえば、一昔前のジャンプの単行巻末には、完結した作品の一覧みたいなやつが付いていたな。 必ず最初は宮ひろ志『赤龍王』だったよな。 「好評発売中」と書いていたけど、一度も書店で見たことないのがけっこうあったよな。*1 ゆでたまご先生の『お〜い!! マンガだよ〜ん』とか宮下あきらさんの『ばくだん』とか、タイトルのインパクトが強くて憶えているけどどんなマンガかまったく知らないな。 「坂口いく」って名前、あのページの常連ってイメージあるな。*2 同じと言わずとも、似たようなことを考えたことがある方はいるのではないかと思う次第。そしてそんな完結作品一覧、いつの間にか無くなっていた印象があるのですが、いつ頃なくなったのだろうか。 そんなことを、ふと思った訳です。 まぁ、実例を出せばこういうやつですね。(´ω`) *3 見ての通り、最

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    zenibuta 2015/02/13
  • 『ハイスコアガール』:たった1つの単語に込められた、小春のあまりにも一途な想い - マンガLOG収蔵庫

    押切蓮介さんの『ハイスコアガール』が面白い。 最新刊4巻で、物語は更なる盛り上がりを見せてきた。 ハイスコアガール(4) (ビッグガンガンコミックススーパー) 作者:押切 蓮介発売日: 2013/06/25メディア: コミック まず、作品の概略に触れておく。 内容にかなり触れるので、ネタバレが苦手な方はご留意願いたい。 この作品の主役は、矢口ハルオという少年である。ハルオは勉強も運動も苦手だが、ゲームに賭ける情熱だけは並大抵のものではない。 折しも物語の始まりは1991年、日中を熱狂の渦に巻き込んだ格闘ゲーム『ストリートファイターII』が登場した年。ハルオもまたその渦に呑み込まれた一人であり、日々ゲームセンターに通っては腕を磨いていく。 そんな中、彼はとある凄腕ゲーマーと出逢う。その人物は、『ストII』で最弱キャラの評価が固まっているザンギエフ使いでありながら、圧倒的な技量で連戦連勝を重

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    zenibuta 2013/06/28
  • 10年越しの衝撃:卯月妙子『人間仮免中』 - マンガLOG収蔵庫

    卯月妙子さんの名前を知る方は、どのくらい存在するのだろうか。 約20年前、未だ伝説的に語られるカルトAVに主演していた人物である。 そして同時期に、マンガ家としてもデビューを飾る。 レディースコミックやSM雑誌に、主にエッセイ的な内容のマンガを執筆。それらの作品は単行にはなっていないが、確か同人誌2冊ほどに纏められていた筈だ。『褌はばかり日記』とか、それに近いタイトルであったと思う。コミケで購入したその同人誌は、引越をした際、どこかにしまい込んだままとなっている。 売り子をされていた、幽霊のコスプレをしていた方は、もしかしてご人であったのだろうか。 今となっては判らないままだ。 そして2000年、初の商業単行が出版された。 『実録企画モノ』である。 実録企画モノ 作者: 卯月妙子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2000/04メディア: 単行購入: 5人 クリック: 276回こ

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    zenibuta 2012/06/14
  • 絶望の向こうに:上野顕太郎『さよならもいわずに』 - マンガLOG収蔵庫

    少し前に、上野顕太郎さんの新作『さよならもいわずに』を読みました。 さよならもいわずに (ビームコミックス) 作者: 上野顕太郎出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2010/07/24メディア: コミック購入: 24人 クリック: 450回この商品を含むブログ (121件) を見る 自らの体験をマンガにした作品には名作が少なくありません。パッと思い付くものでも、花輪和一『刑務所の中』、吾ひでお『失踪日記』、小林まこと『青春少年マガジン』、卯月妙子『実録企画モノ』等を挙げることができます。 刑務所の中 作者: 花輪和一出版社/メーカー: 青林工芸舎発売日: 2000/07メディア: コミック購入: 3人 クリック: 112回この商品を含むブログ (157件) を見る失踪日記 作者: 吾ひでお出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2005/03/01メディア: コミック購

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    zenibuta 2010/08/26
  • エロマンガ家の生の声と、エロマンガ市場の最前線。『エロマンガノゲンバ vol.3』 - マンガLOG収蔵庫

    コミケで入手した同人誌の紹介を続けます。 評論同人誌ではありますが18禁なので、以下の文章は収納しておきます。18歳未満の方はご遠慮くださいな。 今回ご紹介するのはこちらです。 『エロマンガノゲンバ vol.3』(サークル:フラクタル次元) えろまんがけんきゅう管理人、稀見理都さんのサークルです。 エロマンガ家さんへのインタビューを核とするこのシリーズも3冊目となります。 vol.1 の感想も書いたことがありますので、よろしければそちらもご参照戴ければと。 エロマンガ家の真摯な声が聞こえてくる。『エロマンガノゲンバ』 今回の vol.3 では、以下の方々のインタビューが収録されています。 作者さんのブログや twitter も併せて載せておきます。 師走の翁先生(ブログ:オッキーナ曰く、twitter:siwasunookina) にったじゅん先生 岡田コウ先生(サイト:MONOGUSA

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    zenibuta 2010/08/22
  • ホセ・メンドーサ讃歌 - マンガLOG収蔵庫

    今回の記事は、タイトルだけで判る方は判ると思いますが、『あしたのジョー』について書きます。 ネタバレ的な箇所もかなりありますのでご注意ください。 これを書くきっかけになったのは以下の記事。 『あしたのジョー』が不朽の名作なわけ(ピアノ・ファイア) 上記リンク先の記事を読み、以前から思っていたことを声にしてみようと考えた訳である。 『あしたのジョー』は、力石徹が死んだ後のほうが面白いのだ、と。 『あしたのジョー』を語る際に力石のことばかりに焦点を当てる人は、その人自身力石徹の亡霊に憑かれているのではないか、とも思っている。・・・この考えが極論であることは承知している。ある作品等について語る際は、それが存在していた時期(マンガの場合だと連載時期)における社会背景・風潮を踏まえておく必要がある筈だ。どういった雰囲気・空気の中でそれが受容されていたか、という点は作品を理解するうえで不可欠な要素だと

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